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NTTコムウェア










プロジェクト事例


RFIDミドルウェア

豊富な実績と独自のノウハウでビジネスを変えていく「RFIDソリューション」

バーコードに代わる商品管理技術としてビジネスの世界に登場した「RFID」。しかしその技術は、単なる“次世代バーコード”にとどまらない可能性を秘めている。いよいよ身近なものになってきたRFIDの仕組みと利用分野、そしてNTTコムウェアの取り組みについて、エンタープライズ・ソリューション事業本部 RFID推進室 井上拓也に聞いた。

身の回りで使われ始めた「RFID」

―――「RFID」という言葉はよく耳にするようになりましたが、どのようなものをいうのでしょうか。

ICタグ井上:一見難しそうな略語ですが、実は私たちの身の回りにもどんどん入ってきている技術です。詳しい実用例はのちほどお話しするとして、まずRFIDの仕組みからご説明しましょう。

「RFID(アール・エフ・アイ・ディー)」というのは、Radio Frequency IDentificationの略で、電波を使って個体識別(identification)を行う技術をいいます。「ICタグ」と呼ばれる小さなタグに、「リーダ/ライタ」を使って情報を書き込んだり、それを読み出したりする仕組みです。

ICタグとは、簡単にいえばICチップにアンテナをつけたもので、そのアンテナでリーダ/ライタと交信します。電池を搭載して自ら電波を発信する「アクティブ型ICタグ」と、リーダの発する電波で起電して通信用の電源とする「パッシブ型ICタグ」とがあります。アクティブ型は電波が広い範囲に届きますが、ややかさばる。逆にパッシブ型は小型化できるのがメリットで、数ミリ角といった小さなものもあります。

―――RFIDは、従来のバーコードと比較して、どのような点で優れているのでしょうか。

井上:RFIDが実用化され始めたころには、「次世代バーコード」と呼ばれることもありました。ICタグの主な用途として、バーコードと同様に商品などの管理が想定されていたからです。そのRFIDの特長は大きく3つ挙げられます。

  1. 遮蔽されていても電波で自動認識できる
  2. 一度に複数のICタグを認識できる
  3. 情報の書き換えが可能である

バーコードの場合は、読取る際に、バーコードの正面にリーダの読み取り面を水平に向けてやらないと読み取れません。それに対してRFIDは電波を利用しますから、バーコードに比べて正面を意識することなく読取ることができ、隠れていても読み取れる上、複数のICタグを一度に認識することも容易です。 情報が書き換えられる、情報量が多いといった点も考え併せると、バーコードにはない多くの可能性を持つものといえるでしょう。 また、これまで磁気カードが用いられてきた分野で、ICチップを組み込んだ「非接触式ICカード」の導入が進んでいます。偽造がしにくくセキュリティが高いことなどが、磁気カードと比べた場合の特長です。

比較表

―――現在、RFIDはどのような場面で実用化されているのでしょうか。

井上:身近なところでは、JRの乗車などに使える「Suica」(首都圏)や「ICOCA」(近畿圏)、ショッピングなどの支払いができる「Edy」といったものが代表的でしょう。携帯電話に非接触式ICカードチップ「Felica」を内蔵した「おサイフケータイ」も含め、電子マネーとしての用途でRFIDが普及しつつあります。
また、企業にお勤めの方なら、社員証にICカードを採用し、オフィスへの入退室など日常的に利用しているかもしれません。
イベントのチケットにICタグが組み込まれていて、会場への入退場管理に使われることも多くなりました。「愛・地球博」やサッカーのワールドカップ・ドイツ大会の事例が話題になったのは記憶に新しいところです。

これらはいわば“人が持つ”ためのRFIDで、機能やセキュリティの高さが要求されます。一方、これに比べると目立ちませんが、“モノに付ける”ためのRFIDも、流通や小売の現場で導入が進んでいます。こちらは、安いコストで大量のモノに付け、モノの動きをリアルタイムに効率よく把握することが目的で、食品のトレーサビリティを実現するための技術としてもよく知られています。
NTTコムウェアでは、“モノに付ける”RFIDを中心として、これまで先進的な取り組みを行う中で、多くの実績やノウハウを蓄積してきました。

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