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事例紹介:AIU保険会社様
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コンビニ収納サービスSmart Pitで
保険料の24時間コンビニ入金を実現

ECビジネスを支援するコンビニ収納サービスSmart Pit

IT時代のショッピングスタイルとして、インターネットを通して家にいながら世界中の商品を購入できるECが飛躍的に伸びています。しかし、ECでは料金を後払いにできるコンビニエンスストアでの支払いを選ぶ利用者が多く、販売会社には支払い用伝票用紙の印刷や郵送のコストが大きな負担となっていました。

そこで、伝票を使わずにコンビニ支払いを可能にしたのが、NTTコムウェアの開発したコンビニ収納サービスSmart Pitです。利用者は、コンビニなどでSmart Pitカードを入手し、インターネットショップなどで同カードに付されたID番号を入力するだけで商品が購入できます。料金はコンビニのレジで同カードを提示して現金で支払うことが可能。販売会社の伝票関連コストを削減するだけでなく、銀行口座やクレジットカードのIDナンバーといった個人データの不正使用や情報漏洩などのリスクを低減するなど、Smart PitはECビジネスを支援する大きなメリットを持っています。

Smart Pitと携帯電話を利用した代理店入金システム

このSmart Pitに着目したのが、外資系損害保険会社のAIU保険会社様でした。
AIU保険会社では現在、代理店の業務効率化プロジェクト"Next Generation SUCCESS"が進められており、代理店が扱う現金の収納に関わる課題も検討されています。
損害保険の販売代理店は、保険契約者を保護するために、領収した保険料を遅滞なく専用の保管口座に入金することが義務付けられています。しかし、個人向けの保険代理店では、夜間や週末に保険料を預かることが多く、金融機関が開くまで“現金”を気にしながら手元に置いていることが多かったのです。また、保険料の帳簿管理などの事務作業にも大きな時間を要していました。

AIU保険会社では、こうした代理店業務を大幅に効率化するため、Smart Pitを利用した保険料金収納システムを導入。代理店は、契約者から領収した保険料と、Smart Pitカードに記載されたID番号を携帯電話によるWebシステムを通してAIU保険会社へ登録した後、コンビニへ行きSmart Pitカードを提示します。登録情報はAIU保険会社からSmart Pitセンターへ自動的に送られており、レジで表示された金額を支払うことで入金が完了するものです。入金情報は、Smart PitセンターからAIU保険会社にリアルタイムで通知されます。

Smart Pitを利用したコンビニ入金システム

このシステムの導入により、AIU保険会社の代理店は24時間365日受け取った保険料を送金でき、作業の大幅な簡素化が実現。AIU保険会社側においても効率的な業績管理・販売戦略の立案が可能になりました。また、契約直後の事故発生時における入金確認などの作業が短縮され、顧客サービスも大きく向上したのです。
本システムは、5月から全国のAIU保険会社代理店に拡大しています。

IT社会の料金収納システムのスタンダードへ

NTTコムウェアでは、2万店以上のコンビニ店鋪をネットワーク化したSmart Pitを、ECビジネスにとどまらず、幅広い業種の販売代金収納システムとして普及を図っています。 導入企業の既存システムをそのまま活かした今回のAIU保険会社のようなモデルは、利用者がゼロからシステムを構築する必要がなく、短期間・低コストでリアルタイムに収納確認できる新たな決済プラットフォームのスタンダードとして、多くの企業の利用が期待されます。今後は、導入企業の開拓とともに、ネットワーク化によるシステム統合も推進していきます。

2003/7/8

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