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「DevOpsサービスセンタ」が、DevOps導入、普及を支援
「DevOpsサービスセンタ」が、DevOps導入、普及を支援

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NTTコムウェアは2017年7月20日、DevOpsに関するプレスセミナーを開催しました。セミナーでは、開発と運用が連携することでソフトウェア開発の効率化を実現するNTTコムウェアのこれまでの取り組み、2016年末に発足した「DevOpsサービスセンタ」の役割について紹介。あわせて、開発環境クラウド「SmartCloud DevaaS 2.0」について説明しました。

DevOpsはなぜ普及しないのか?

多くの企業がソフトウェア開発にかかる時間やコストを削減しようと取り組んでいる中、DevOpsが注目されています。DevOpsとは、開発部門(Development)と運用部門(Operations)が密接に連携することでソフトウェアの開発・導入を迅速に進め、ビジネスやユーザー部門の要求を即座に実現しようとする考え方です。このDevOpsを実現する手段のひとつが「CI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery)」ツールです。継続的インテグレーションと継続的デリバリーを実現し、ソフトウェア開発の省力化・短期化や、ソフトウェア変更時の自動的な試験・本番環境へのリリースを行います。

一方、DevOpsを実践、あるいは計画中の企業では、さまざまな課題が浮かび上がっています。まず、挙げられるのはスキル不足です。昨今、CI/CDツールの主流はソースコードが無料で公開されたオープンソースソフトウェアですが、多くの企業では、そのスキルが不足しているためにDevOpsの導入が進んでいないのが実情です。

また、DevOpsの業態においては開発・試験・運用の共通したプラットフォームが確立されていないことなどが影響し、クラウド化が進んでいないことも指摘されています。これら技術的な課題に加えて、DevOps導入効果の評価指標の不透明さ、DevOpsの推進者が不在など、人的・組織的な側面の課題も影響しています。

DevOps推進の妨げになる「3つの不足」を解決する

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川口篤史
NTTコムウェア株式会社
ネットワーククラウド事業本部
DevOpsサービスセンタ長

ネットワーククラウド事業本部 DevOpsサービスセンタ長 川口篤史は、「DevOpsの普及推進には、単なるクラウドサービスではなく、マネージドサービスを合わせて提供することが重要になります」と、専門組織としてDevOpsサービスセンタを発足した背景を説明しました。

DevOpsサービスセンタは、「DevOpsクラウドサービス」、「DevOpsサポートサービス」、「DevOps導入支援サービス」という3つのサービスを提供しています。川口はそれぞれ、「共通プラットフォーム」、「関連ツールへのスキル」、「推進する組織」という「3つの不足」に対するソリューションであると解説しました。

図1:DevOpsの導入や実践に関する課題

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よりスピーディーで柔軟性の高い次世代型開発環境「DevaaS 2.0」の新機能

DevOpsクラウドサービスであるDevaaS(Development as a Service)の原点は、2011年に開始した、NTTコムウェア内の開発環境の変革です。当時、各プロジェクトがその都度調達を行う「所有型」の開発環境を利用しており、コスト増大と環境構築の長時間化が問題になっていました。そこで、各プロジェクトの環境を統合し共用化する「サービス利用型」の共同開発環境へ切り替えることになり、作られたのがDevaaS 1.0です。

その後、「クラウドネイティブ」なシステムが注目されるようになると、生産性や品質に加えて、市場変化へのより柔軟な対応や、ユーザーニーズに応じた頻繁なサービス改善が求められました。それに伴い、よりスピーディーで柔軟性の高いDevOps環境が必要とされ、DevaaS2.0へと進化しました。

図2:DevOpsを実現する次世代型開発環境「DevaaS 2.0」

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DevaaS 2.0では、開発・試験環境から検証(疑似商用)環境、そして商用環境をシームレスにつなぎ、SO(Service Operation)を自動化することで、環境構築・維持・移行・稼働のコストとリードタイムを大幅に削減することに成功しました。その鍵となるのが、新機能の「CI/CDプラットフォーム」と「開発者向けポータル」です。

図3:「DevaaS 2.0」の特長

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CI/CDプラットフォームは、GitLab、Maven、Docker、Ansible、Jenkinsなどの組み合わせにより、ビルドからデプロイ、試験、リリース、商用環境までの全工程を自動化し、非常にスピーディーな開発を実現しています。

開発者向けポータルは、開発環境の利用や変更を効率的に行う仕組みです。DevaaS 2.0では利用者は開発者向けポータルを通じて直接申し込みや変更操作を行うため、即時の利用開始や仕様変更が可能です。

スムーズなDevOps導入を支援する各種サービス

DevOpsを実現するには、開発環境の整備の他に、スキルや組織の課題を克服することが不可欠です。NTTコムウェアの提供するDevOpsサポートサービスは、約30種類のCI/CDツールの利用方法や最適なツール選定などの問い合わせに対応して問題解決をサポートします。

また、DevOps導入支援サービスは、お客さまが実際にDevOpsを導入するにあたって必要となる、導入支援コンサルティング、CI/CDツールの研修、DevOps人材の育成などを体系的に整備して提供します。

ビジネスに貢献するDevOps実現に向けて

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加藤稔
NTTコムウェア株式会社
ネットワーククラウド事業本部
サービスプロバイダ部
DevOpsエバンジェリスト

続いて、ネットワーククラウド事業本部 サービスプロバイダ部 DevOpsエバンジェリスト 加藤稔が登壇し、デモを交えて、DevaaS 2.0の特長を説明しました。

開発環境という観点に立つと、パブリッククラウドは素早く簡単であるものの安心感や信頼感は低く、オンプレミスは安心感、信頼感は高いが、開発者の自由度が低く効率化は望めません。

加藤は「その間をカバーするのがDevaaS 2.0。例えばデザイナー、パートナー、スポンサー、カスタマー、デベロッパーが協働作業を行おうとすれば、これまではある程度のリスクを許容してパブリッククラウドを利用する必要がありました。しかし、DevaaS 2.0であれば、安心で信頼のおける協働ワークプレイスを提供でき、さまざまなステークホルダーが作業に加わることができます」と特長を挙げました。

DevaaS 2.0の操作は非常に直感的で分かりやすいものです。例えば仮想サーバーの作成は、OSと台数を入力するだけです。DevaaS 2.0の要であるCI/CDサーバー管理も、画面上でジョブスケジューラー、ソースコード管理、プロジェクト管理などのツールを選択するだけで稼働状態になります。

DevaaS 2.0は、DevOpsを技術面で支える約30種類のツールを使用可能な状態で提供し、ツールのQ&Aサポートもクラウドサービスとして提供しています。今後は、オフショア開発向けのUI多言語対応やパブリッククラウドでの利用も可能とする方向です。加藤は「日本の通信インフラを支えてきたノウハウから生まれた新世代のクラウドサービスであり、NTTコムウェアが『開発者』だからこそ実現できた開発環境クラウドが『DevaaS 2.0』なのです」と述べ、セミナーを締めくくりました。

2017/9/15

  • ※商品およびサービスの内容は、予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • ※「SmartCloud(スマートクラウド)」、「SmartCloud」ロゴは、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
  • ※その他、記載されている社名、商品名などは、各社の商標または登録商標である場合があります。
  • ※所属部署、役職等については、取材当時のものです。

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