|
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
第20回 第1章 心がまえ
第12項 記憶こそ愛
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■第1章 心がまえ
第12項
記憶こそ愛
〜プライベートなことまでおぼえていて心配りをする
================================================================
■おぼえてくれているとうれしい
-----------------------------------------------------------------
時々、メールの達人とおぼしき縁者とのやりとりで...
はるか昔にぽろっと話したことまで憶えていてくださることに驚くこと
があります。
そこまで気にかけてくださっていたかと感動し、ありがたい気持ちで
いっぱいになって...ますます、その「メールの達人」が好きになるのです。
しかも、それが、仕事に関わることというよりも、
自分のちょっとした趣味のことや、家族のことなどだったりすれば、
その感激は、さらに大きくなることでしょう。
■なぜか、忙しいヒト、偉いヒトに限って...
-----------------------------------------------------------------
不思議なことに....
忙しい方、社会的に大活躍されている方に限って、そうした心配りを
される方が多いことにも、しばしば驚かされます。
記憶力も、心配りも群を抜いた上に、「メールまめ」「筆まめな人」も
多いのです。
これが、成功の原因なのか、結果なのかはわかりませんが....
もはや「心がけ」の域を超えて、毎日の当たり前の習慣、心のクセにまで
なってしまっているとしか思えません。
見習いたいものです。
■記憶に残る話題をひきだす
-----------------------------------------------------------------
達人にならって...
一期一会の気持ちで、お会いした方、メールを交わした方の事を憶えて
おきたいのはヤマヤマですが、なかなか難しいものです。
名刺や台帳にメモをしておく人、デジカメで撮る人など、地道な苦労を
されている方も多いと思います。
しかし、大切なのは、お会いした時、メールを出し合った時に、記憶に
残る対話を心がけることが大切だと思っております。
その人ならではの特長を引き出す会話をしていないことには、メモをする
こと、記憶すべきことさえ出てきません。
つまり、仕事の話だけに終始して、機械的な会話、営業的な会話ばかりを
していると、次回メールを出す時に思い起こすような記憶は残らないの
で困ります。
しかしながら、ふと対話がはずんで、その人の本質に触れると、不思議に、
努力をしないでも記憶には残っているものです。
■個人のメールマガジン、webページなどは話題の宝庫
-----------------------------------------------------------------
たとえば、その人が、個人や所属する団体に関わるメールマガジンや、
webページを発行されているのでしたら、それは、その人ももう一つ
の顔を知る大いなるチャンスです。
それなのに、電子署名に書かれたURLやメールマガジンのお誘いを
見落としているとしたら、もったいない限り。
なんのためのメルマガや、WEBか?
どんな活動をしているか?楽しみがあるか?などお尋ねしているうちに、
その人が、何を大切にして生きているかという深い価値観まで、お聴き
する事もできるかもしれません。
■感動を人に紹介すると記憶に残る
-----------------------------------------------------------------
さらに大切なのは、その後です。
そこで、感動したら、例えば、ご自身が発行されるメールマガジンや
WEBページで、その感動をお伝えしてはいかがでしょうか?
ご紹介のお願いをしたことで、さらに深く詳しいお話をお聴きできるで
しょうし、その文をご紹介することで、自分の記憶にも深く刻まれます。
そして、感動を広める習慣ができますと、会う人会う人から、深い情報
を知らず知らずお聴きすることもできるようになります。
そんな会話の中で、先日お会いした素晴らしい人の話なども盛り込める
ようになれば、またそこで記憶力、そして想起力が強化されることになり
ます。
@ @ @
すなわち記憶とは溜め込むものではなく、広く分かち合うことで、その価
値も力も高められるのです。
そして、その方と再会した時や、その人が喜びそうな情報と出合った時
には、再び記憶があざやかに甦ってくることでしょう。
それを、また言葉にし、メールにすることが、愛情表現でありましょう。
|
|
|
|
|