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第6回 第0章
はじめに 第5項「ご利益4:今まで知らなかった情報を知る」
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■第0章 はじめに
第5項
ご利益4:今まで知らなかった情報を知る
電話や手紙よりも、積極的に知りたい情報、会いたい人を探せる
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■知りたい情報を検索できる
電話や、手紙と、インターネットとの決定的な違いは、知りたい情報、
会いたい人、取引したい企業等を、探し出せるということでしょう。
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■よく知っている人も「まずは検索」
前回ご紹介したように、既にお付き合いのある相手でも、その名前で検
索すれば、関連するホームページなどが見つかって、より詳しいプロフ
ィールや業績、趣味などがわかるかもしれません。
特に、個人のホームページを見ると、長いお付き合いをしている人で、
あっても、その人の「知らない側面」を知ることが少なくありません。
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また、第三者による「評価のページ」が、「掲示板」のログなどから、
見つかることもあります。
心から賞賛している書き込みあれば、誹謗中傷の類もあるでしょう。
とかく、掲示板の類は「玉石混交」でありますが、今までとは、違った
一面を知る一助になります。
(もちろん、時には自分自身の名前で検索してみることも必要でしょう。)
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■ましてや、はじめて会う人を検索するのは「礼儀」
私の場合は、初めて誰かとお会いする場合には、あらかじめ、
「その方が所属している団体名」
「その方のお名前」で検索をして、事前情報を得ておきます。
それが、ネット時代の「礼儀」でありましょう。
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時には、私も取材を受けることがありますが...
優秀な記者ほど、事前に、弊社のホームページや、過去の紹介記事、
公開されている論文や講演録などを熟読されています。
たとえば...
「経営情報学会の論文をwebで読ませていただいたのですが、
それによれば...」
と切り出されますと、その勉強熱心さが伝わってきて「気分が良い」
ものです。
そんな場合は、いつかした同じ話を、また繰り返すことなく、すぐさ
ま、本題や深い質疑応答に移ることもできるのです。
そうすれば、お互いに、限られた時間を有効活用できますし、今まで
体験したことのない深い話ができることも多く、印象に残ります。
かくして、取材後もお付き合いさせていただきたいと、お互いに感じ
てしまうのです。
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つまり、相手を良く知ろうと思うこと、事前に検索して知っておくこと
こそ、「メール道」に欠かせない心がまえ=思いやりと愛情=であり、
「礼儀」でもあるのです。
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■気の合う相手、取引先を検索
検索エンジンはもちろん、業界データベースやリンク集を使えば、同じ
関心を持つ相手や、販売仕入先候補を、検索することもできて便利です。
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たとえば、オーガニックコットンに関心がありそうなお客様候補を探し
出すならば、検索エンジンに
「オーガニック」「ショップ」
の二語を入れるだけで良いのです。
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もし、この二語では、該当数が多すぎるのなら、さらに
「コットン」とか 「Tシャツ」などと入れて試せば良いですし、
該当数が少なすぎるのであれば、
「オーガニック」だけで検索すれば良いでしょう。
同じように、プリントショップ、ユニフォームショップなども、
探しだすことができるでしょう。
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やる気十分の会社であれば、既にホームページを開設しているでしょうし、
その気合はトップページの情報やデザインを見ればわかります。
また優秀な企業ほど、業績や財務データも含めて公開しています。
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そして、じっくりサイトを眺めてみれば、その相手に、どんな商品やサー
ビスをご提供すれば喜んでいただけるか、自ずと浮かんでくるでしょう。
そうして、はじめて、まだ会ったことのない人であっても、その人だけに
心の焦点を合わせたパーソナルなメールが出せるはずです。
(誰にでも、同じ内容のダイレクトメールを出すことには、自分勝手で、
思いやりがありません。)
喜んでくれる相手だけに、喜んでくれる情報だけを出すことが「メール道」
では重要ですが、それを知る道しるべが、関連ホームページなのです。
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■気になるライバルも検索し、メルマガも読みたい
マイクロソフトのビルゲイツ氏は、常に複数のパソコンを立ち上げていて、
ライバル会社のホームページをチェックしていると聞いたことがあります。
それで、他社に出遅れたところがあれば、社内メールで叱咤するとか。
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ビルゲイツ氏ならずとも、お客様が何でも検索できて知っている「ネット
通信簿社会」では、常に私たちもライバル企業のホームページと比較されて
いることを忘れてはなりません。
「孫子の兵法」ではありませんが...
「お客様を知り」さらには「ライバルを知る」ことが、お客様に喜んでい
ただくためには欠かせないのです。
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「ライバル」のサイトを見て、お客様はこう感じ、
「ライバル」のメールマガジンを見て、お客様はこう考えるはず。
そんなことを、頭の片隅にいれながら、
自分たちならでは「商品」と「サービス」、そして「情報」を、
思いやりと愛情に満ちた「eメール」でラッピングをして、
一人一人にお届けする必要がありましょう。
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