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世界のインターネット利用者は、すでに5億人を超えたらしい。日本でも半数近くの人びとが便利な道具として使っているが、そのインターネットがどういう仕組みによって支えられているのか、その中核的な組織の１つであるICANN（Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、アイキャン）がいまどういう問題を抱えているかといったことについて、知っている人はきわめて少ない。早くからの熱心なネットワーカーであり、ICANN問題にも深く関わってきたアジアネットワーク研究所、会津泉さんの話は、激動するICANNのあり方が、私たちにとっても決して無縁でないことを教えてくれる。
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