六月号より担当させていただいておりますが、多数の作品を拝見していますと同じようなテーマや同じようなパターンのものが数多く見受けられるようになりました。上司と部下の関係、夫婦を含めた家族関係、男と女の関係、見られてはまずいメールの扱い、初心者の嘆き・・・などなど。ということは多くの人が思いつくテーマなので、もう一ひねり二ひねり、細かい観察が欲しいところです。
その中で今回はパソコンを身近な生活の役に立つ道具としてばかりではなく、未来を予測したり、歴史に思いをはせたりと夢をもたせてくれるものとしてとらえられている作品があり、IT化にロマンを感じさせてくれました。
「バーチャルがもう現実で暮らしてる」 立川談幸
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