IT機器の使用者に偏りがあった、ちょっと前までが嘘のような昨今となりました。ますます、世代を広げてIT化は進んできています。もう世代によってITを対立軸として見ることは古くなってきました。川柳は時代を映す鏡なので皆さんの作品にもそれが敏感に反映されています。
時代の流れは赤坂の魔王さんの作品のように”超”がつくほど早くなっています。そして、長いこと高齢者には受け入れがたかったITが、今では老後の孤独を癒してくれるパートナーになってきているとは、何と嬉しい流れになってきたのでしょう。もうパソコン・携帯があれば老後も一人ぽっちじゃなくなります。
拒否→容認→受け入れ→謳歌、高齢者の柔軟性は頼もしい限りです。
「ITと智恵とで守る米作り」 立川談幸 |