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IT川柳 お題は「絵文字」
となり席絵文字で誘う縄のれん

一月の特選

一月の名作・迷作選 一月の名作・迷作選
選者より一言

文明の利器も言葉も、時代の流れと共に移り変わっていきます。新しいものに始めは戸惑いや違和感を覚えたものが、その普及と共にそれを当然のように享受し、使用していきます。それは世代を越えて広がることもあります。絵文字は若者文化であったものが、今では中高年の方々も抵抗なく使い始めているようです。絵文字を使うことにより気分的にも若返り、お子さんやお孫さんたちとの垣根も取り外されます。
しかし、虚勢をはったり、無理をして使うと化けの皮がはがれるようです。自分の素直な気持ちの表現を絵文字に託すのは、老若男女問わずほほえましく思います。絵文字での簡略な表現は決して”省略”ではありません。より説得のある”力”を持っています。絵文字文化を生活に生かして、大いに楽しんでいらっしゃる作品を有難うございました。ネガティブに捉えている作品が少なかったことを嬉しく感じました。
特選句に選ばせていただいた作品、退社時間が待ちきれないのでしょうか、飲み助の心理や光景が浮かんできますね。仲のいい飲み友達とちょいと一杯のつもりが、挙句には上司への愚痴が出てくるのでしょうか?それとも奥さんに対する不満かな?
「口よりも目よりも絵文字物を言い」   立川談幸

選者プロフィール
嫁さんの言われたとおり生きるだけ

編集部より
惜しくも選を逃した名(迷)句から編集部が選んだ今月の「編集部のエコひいき」。嫌味でも、義理でも、男はハートマークに弱いもの。メール音痴が、唯一分かる絵文字という意見も。

イラスト/小湊好治 Top of the page

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