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かしこい生き方 河合塾現代文講師 成田秀夫さん 日本語は学ぶもの。出来て当たり前と思っていては使えません


英語と同じ。数ある言語の一つ 日本語を使う訓練をしよう

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今日は、社会人に必要な日本語力について伺おうと思っています。

成田

ではいきなりですが、一つ質問です。このイラストは何をしているところでしょう?

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中学生の弟に向かって、高校生のお姉さんが「UFOの本を読んでいるけれど、そんな場合じゃない。本物のUFOが来ているよ」と言っているところでしょうか(笑)

成田

ということは、この二人は兄弟ですか? どうして?

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顔の感じが似ています。

成田

なるほど。実は、これは2007年の東大の英語の入試試験で出題された「下の絵に描かれた状況を自由に解釈し、40〜50語の英語で説明せよ」という問題です。

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驚きました。今や、入試問題も随分変わっているのですね。

成田

英語の問題で、文法や文章の解釈だけでなくて、なぜこういう問題を出すのか。それを説明するのに、まずはOECDが行っている生徒の学習到達度調査「PISA(Programme for International Student Assessment)」について、触れておきたいと思います。この調査は、国によって若干の違いはあるのですが、義務教育の修了段階に当たる15歳の生徒を対象に、どの位の学力があるのか国際比較をするテストですが、その調査項目の一つに「読解力」が上げられています。OECDでは「Reading literacy」という言葉を使っていますが、内容は「自らの目標を達成するために、あるいは自らの知識や潜在的能力を開発するために、そして社会に参加するために、書かれたテキストを理解(understand)、利用し(use)、振り返る(reflection)ことである」としています。つまり単に言葉を知っているとか、漢字検定で何級を取りました…というレベルではないものが求められている。東大の問題について言えば、英語という言語について、理解し、利用できる力を問うているというわけです。

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単語を知っているだけではだめということですね。

成田

そうです。でもこれは英語に限ったことでなく、言語はそういうものだということなのです。言葉を使った自分と他者とのコミュニケーションというのは、他人のことを「understand=理解」し、言語を「use=利用」して自分のことを相手に伝え、更に自分の言っていることが相手にちゃんと伝わっているかを「reflection=振り返る」ことと言えます。この、上から俯瞰して「reflection」する、つまり振り返る力を、教育学ではメタ認知と言います。こうした能力は、社会に出たら必要なことですよね。

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必要だと思います。つまりこの東大の問題では、英語の能力として問われているけれど、日本語でも同じように必要な力だということですね。ただ、生まれた時から日本人で日本語を話すという環境で、それを意識する機会が無いというか…。

成田

そうです。生まれた時から日本人であるために、皆さん、日本語は誰でも読める、書ける、だからその使い方を学ぶ必要があるとは思っていないでしょう? ですが、テキストの中の情報を取り出し、その情報から推測して解釈し、それを自らの経験に関連づけて熟考・評価するというプロセスを理解していないと読解はできません。もっと言えば読解力というのは、情報を集め、分析し、問題を見つけて、構想し、表現し、解決するという、問題解決のプロセスと同じなんです。

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テキストを読解する力と、問題を解決する力というのは、つながっているということですか。

成田

そうです。「問題解決のプロセス」などと聞くと、企業の偉い人がやるように思えるでしょうが、実は皆、普通にやっていることです。例えば休日の旅行を計画するとしましょう。パンフレットで「情報を集め」、どの旅行代理店が得なのかと「分析」する。そして、ハワイに行きたいのか、温泉に行きたいのかと、自分にとっての「課題なり問題を発見」する。更に行程をどう組み立てるか「構想」し、家族や友人に提案、つまり「表現」し、問題解決、つまり実行される。難しく言えばこういうことですが、普通にやっていますよね?

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「問題解決のプロセス」などという意識はしていませんが、やっていますね。

成田

そういう力が社会に出ると求められる。それが「社会人の日本語力」というテーマにつながっているのですが、僕らは小さい頃から、机に向かって、教室の中では大人しくしている子が良い子という、正にそういうシチュエーションの中で言語活動を制約されてきたとも言えます。ところが企業に入ったら、シチュエーションが変わります。その時に、うまく転換をして、その場に必要な言語を使うというトレーニングをしていないと、何も出来ないんですね。でも、例えば私達は、高校までは、日本語の授業を「国語」と呼んでいたはずです。では「国語」を海外の人に、何と伝えますか?。

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日本語ですので「Japanese」と伝えます。

成田

そうですよね。でも英語は「English」。英国人は、自分たちの言語を「national language」とは言いません。対して日本では「国語」、つまり国家の言語だと言っているわけです。私達は日本語を「英語と同列の言語の一種なんだ」と自覚せず、一度も習わず、理解せずに社会に出てしまうから、ディスカッションが出来ないし、日本語が出来ないのです。英語を小さい時に習うことも必要ですが、国語ではなく一つの言語としての「日本語」をきちんと使う、学ぶという教育も必要です。日本人のコミュニケーション能力の低さの原因の一つは、そこにあると思います。

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日本人が言葉で意思を伝えることが苦手だというのはよく言われることですね。先ほど、PISAの話題が出ましたが、2003年の国際学力調査の成績はとても悪く、教育課程が見直されるきっかけにもなりました。

成田

いわゆる「PISAショック」ですね。2000年の調査時に8位だった読解力は14位に、長らく1位だった数学が6位に落ちたのです。この状況を受けて、文部科学省は、読解力を向上させるためのプログラムを盛り込んだ新指導要領を2011年から実施することを決めました。その中では、知識や技能の習得・活用、課題の探求、思考力・判断力・表現力の育成などが挙げられましたが、それらを、学校教育の初段階――つまり小学校から学ぶ必要がある、日本人の「言語活動」の力について、小学校の頃から考えましょう、ということです。そういった流れの延長に、先ほどの東大の入試問題を位置づけることができると思います。

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日本語力、もっと言えば本来的な意味の語学力という感じですね。入試問題と聞くと、穴埋め問題が思い浮かびますが、最近の傾向を受けた問題だったのですね。

成田

ええ、センター試験も、東大の入試問題のように英語の出題内容は変わってきています。変わっていないのは現代文だけ。それもまた問題ですが、東京大学では、PISAに対応した討議力養成プログラムの開発を進めているなど「言葉を活用する場」を作る動きがあります。

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ディベートのようなものですか。

成田

いえ、二項対立的なディベートではなくて、フレキシブルに議論をするという意味での討議力を付けようというものです。つまりはコミュニケーション能力を高めようというプログラムが動き出しています。そして予備校でも単に授業を聞いているだけでなくて、言語を使う、活用力を身につける場を作るため、ワークショップ型の授業を現代文の授業に取り入れています。

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例えばどのようなことをするのでしょうか。

成田

予備校生2人がペアになって、互いに相手についてインタビューをします。「休日は何をしているか」「趣味は?」などですが、次にそのインタビューの内容を元に、第三者に相手を紹介する。その時に「Aさんは、相撲が好きです」「休日は映画を観に行くそうです」というのはでなく、その情報を抽象化して、例えば「Aさんは、生活を楽しむ人です」などと言えるかどうか。ベタに情報をとらえるのではなくて、もうちょっと高次のところで情報を抽象化することを求める授業です。そういう力が付かないと、相手のことを理解出来ませんし、社会に出て、誰かと交渉した時に、相手が何を要求しているのか、何が欲しいのかを理解することは出来ません。大学生向けの授業では、企業に対するクレーム内容を読ませて、この人は本当は何を要求しているのか考えなさいという問題を出したりします。

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それは「現代文」の授業の中で、日本語を学ぶために行われるんですね。

成田

もちろんです。予備校の授業では、例えば他に、「生態系」という言葉について、その概念がどういう構造になっているのか、グループでディスカッションをし、図を描きながら整理させたりします。

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現代文の授業で図を描きながら、答えを出していくのですか。

成田

確かに従来のイメージとは違いますが、文章を読んだだけでは、概念には、構造や階層性があるのだということが理解出来ませんからね。皆、楽しんでやっていますよ(笑)。言葉の意味というものを考えた時は、その言葉が作っている構造を意識しなくてはいけません。例えば「イヌ、ネコ」をまとめて「哺乳類」と言い、「哺乳類」や「魚類」などをまとめて「動物」というより高次の概念にまとめることが出来ます。言わば、具体と抽象の関係になっています。しかし「学校」あるいは「学級」という場合は、A君、B君、C君が集まったからと言って、必ずしもAというクラスが出来るわけではありません。これは包摂という概念です。言葉を一つの単語として、一対一対応で覚えているだけでは正しく理解出来ませんし、文章も読めません。つまり言語というものの構造を理解するためには、一つの概念を他の語との関係でとらえてくことが重要なのです。そういうことを、ワークショップを通じて勉強させるわけです。
こうした授業をしてみると、自分の考えを相手に伝えることによって、逆に自分の理解が深まるということも分かりました。出力がしっかり出来る子は、入力がしっかりとしてくる。文章がしっかり書ける子は、インプットも上手です。

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単語の意味が一つ分かるだけでは、表面的なとらえ方しかできないけれど、その言葉は「こんな感じのこと」と抽象的にとらえられると理解が深くなるということですね。

成田

そうです。もっと単純な話で言えば、よく世界史の先生などが嘆くのですが、空欄補充問題で、どう考えても空欄に入るのは王様の名前だろうというところに、国の名前を入れる生徒がいる。これは王家と国家の違いが分からないからなんですね。つまり、国家という概念が整理されていないから、空欄に入る語が、王様の名前なのか、国家の名前なのかが分からない。レベルの違うものを一緒にしてしまっているわけです。

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言葉を使うというのは、語彙を増やすとかいったことだけではなさそうですね。

成田

ええ。語彙を増やすことも必要ですが、根本をちゃんと教育していくことが重要だと思いますね。「文章を読む」というのは、コミュニケーション能力全般をアップしていかなければ、本当に読んだことにはならないのです。当然ですが、内容を深く理解することが目的ですから。
ちなみに韓国は、PISAのテストの成績が良いんですが、言葉のこういう側面を考えて学習指導しているんです。韓国の入試問題には韓国語のヒアリングテストがあるんですよ。

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自国の言葉でのヒアリングテストですか。日本語のヒアリングテストがあるのと同じということですよね。

成田

不思議に思うでしょう(笑)。例えば、女性のAさんと男性のB君が会話をする。言っている内容は、外国語じゃないから理解出来ますね。問いは、その会話を聞いて、AさんとB君のスタンスの違い、態度の違いを述べよというものです。Aさんは伝統的な儒教道徳の立場から、B君は近代的な考えから…といったように、彼らが言っている事を理解するだけでなく、そこからもっと抽象化した情報を取り出し、構造化していくことが問われる問題です。まさにメタ認識が求められるわけです。読解力ということの重要性を認識しているからこその対応といえるでしょう。

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「語彙や修辞的な言い回しを知らないなんて、ダメだ」というのが日本語力の話ではないということですね。

成田

「日本語が出来て当たり前」と思っちゃっているんですよね。でも、出来ないんですよ。ただ、一度理解したら、それほど難しいものではないですよね。僕らは、日本語のネイティブですから(笑)。



知識をつなぎ、情報をつなげる力 社会人基礎力を培う

成田

こういう状況の中で、経済産業省が2006年に「社会人基礎力」ということを提唱しました。「社会人基礎力」とは、基本的にはコミュニケーション能力などのことですが、基礎学力、専門知識をつなぐ力として必要だと挙げているのです。というのもこれまでは、人事採用の時など、基礎学力や専門知識を見ていれば、つまりペーパーテストの成績が良ければ社会人基礎力が付いてくるのは当然だと考えられていたのですが、最近、様子が違うとなりました。そして社会人基礎力が無ければ、大学でいくら勉強して成績が良くても、社会人に出て働くとなった時に、役割を果たせません。だってお客さんと会話することが出来ないということですからね。

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コミュニケーション力が下がっているという懸念は、よく話題になります。

成田

今の大学生は、文科系や運動系も含めた部活やサークルへの参加率が4割ぎりぎりですが、それに象徴されるように、彼らの世代は「社会人基礎力」を養う場がなくなっていると言えるでしょう。だからこそ国のレベルで「社会人基礎力」なるものをこうして提唱し始めたのです。

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社会人基礎力とは具体的にはどのようなものでしょうか。

成田

3つの領域に分かれます。一つは「考え抜く力(シンキング)」、二つ目が「チームで働く力(チームワーク)」、最後が「前に踏み出す力(アクション)」。言葉を変えれば、一つ目は、マニュアル人間ではだめだということ。二つ目は、一匹狼ではダメということ。三つ目は、指示待ちではいけないということです。
更に、それらの力を鍛えるためには、各領域の要素がどのようなものかを調べなくてはいけません。そこで、全国のさまざまな企業で有望視されている、入社3年目ぐらいまでの社会人を対象に調査を実施しました。その結果、3つの領域で12の能力要素が出て来ました(■表参照■)。一つずつ見ると、当たり前の事に思えるのですが、いざ自分でチェックしてみても、とても全部出来るものではありません(笑)。ただ、こういう能力だよ、と提示することで、今までは「あうん」の呼吸で分かるとあいまいにされてきたものがクリアになったと思います。

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こうして見ると、どれもこれも、本当に怪しいんですが…(笑)。

成田

もちろん、均等に全部の能力を付ける必要はなくて、自分の良い部分と、弱い部分を分かるだけで全く違うでしょう? 自分の弱い部分が分かっていれば、人に協力をお願いすれば良いわけですから。大企業の人事部長を務める方々にも見ていただきましたが、「とてもじゃないけど、自分でも全部出来ないよ」とおっしゃっていました(笑)。

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「仕事ができる」とはどういうことだろう、働く時に必要な力とは、何だろうと思う方は少なくないと思うのですが、こうして具体的に項目があると、分かりやすいですね。

成田

実は、今、それを測る「基礎力」測定テストというものを作成しているところです。まだ試作版で、4月から大学生にテストを受けてもらって、その結果をまとめようという段階のものなのですが、いくつかご紹介しましょう。例えば、今は何でもネットで調べてしまいますが、では「拘泥」の意味について調べたい時、国語辞典、百科事典、新聞、漢和辞典、現代用語辞典のうち、最初にどれを用いて調べるのが適当でしょうかという問いがあります。皆さんは分かるでしょうが、大学生は必ずしも分からないんですね。

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若い世代は辞書を使えないというのは、思い当たることがあります。これくらいなら答えられそうです。

成田

それからインターネットで検索した情報が信頼出来るかどうか、どうやって判断するかを選ぶという設問もあります。あるいは、新聞のヘッドラインを見て、それらをカテゴリー分けするといった情報整理に関する問題、アンケート調査をする時に、どういう設問を立てたら適切な回答が得られるかという質問項目に関する問題、次の会議のアジェンダを書かなければならない時に、どういうテーマを立てるべきか、更にそのテーマに基づいて、議論すべき項目を、どの順番で議論したら話がスムーズに流れるか組み立てなさいという問題などもあります。

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このテストを20代の時にやったら、惨憺たる結果だったというのは自信を持って断言できます(笑)。ただ、これによって、こんな力が必要なんだ、というのは意識できますね。

成田

他にも、思考の一部を示して、隠れた前提は何かを答えるという問題もあります。例えば「私が独りで住んでいる部屋に明かりがついている」→「誰かいるのかと不審に思う」という考えの前提となるのは「私は灯りを消して外出したと思う」ですね。
これは暗黙の前提を認識出来ているかどうかを問うものです。

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以前に観たテレビ番組ですが、とある工場で事故が起きて、原因を分析したら張り紙にあった「認知」という言葉の意味が分からなかったために、エラーを見過ごし、それが事故につながったそうなのです。そこでその会社では社員向けに、国語の勉強会を始めたというのです。

成田

語彙がないから、国語の勉強会をする、というのも良いのですが、日本語のスキルはトレーニングして活用の場を作れば身につくもの。その例で言えば、どうして「分からない」と仲間に聞けなかったかということを問題にすべきでしょう。
そういう問題は、多くの企業が抱えていて、OJT(on the job traning)だけではなく、今、ワークプレースラーニングという考え方が主流になっていますが、正に働く現場で学びましょう、と。読めない文字があれば、まず人に聞くというように、もっと普通の場で、当たり前にやれる力、正に「社会人基礎力」を付けていった方が効率的だし、絶対良い。学ぶ力が付けば、企業としての力も付いていくはずですよ。

 
社会人基礎力12の能力要素
分類 能力要素 内容
前に踏み出す力
(アクション)
主体性
働きかける力
実行力
物事に進んで取り組む力
他人に働きかけ巻き込む力
目的を設定し確実に行動する力
考え抜く力
(シンキング)
課題発見力
計画力
創造力
状況を分析し目的や課題を明らかにする力
課題解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
新しい価値を生み出す力
チームで働く力
(チームワーク)
発信力
傾聴力
柔軟性
状況把握力
規律性
ストレスコントロール力
自分の意見を分かりやすく伝える力
相手の意見をていねいに聴く力
意見の違いや立場の違いを理解する力
自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
社会のルールや人との約束を守る力
ストレスの発生源に対応する力

成田秀夫(なりた・ひでお)

1958年長野県生まれ。学校法人河合塾・教育研究開発本部 開発研究職・講師。哲学専攻博士課程在学中から同塾講師を務める。授業では「分かることのエロス=愉しさ」を追求。2000年、大学生向けの「日本語表現講座」を開発、自らも大学で教鞭をとる。また発想法、構成法を生かした「考える」レポート作成・プレゼン講座も好評。2007年より経済産業省の提唱する「社会人基礎力」を育成する手法及び評価法の研究開発に携わる。著書に『でるもん現代文』(中経出版)、共著に『臨床国語を学ぶ人のために』(世界書院)がある。

●取材後記

「日本語」を勉強したことなど、確かにない。「全然」と来たら「ない」終わるというのも、習ったかもしれないが、多分、教える先生のほうも「知ってるよね」というくらいの風情だったと思う。でも、美しい日本語とか叙情的な日本語というのではなく、考えを組み立てていくため、コミュニケーションのための道具である日本語と考えると、勉強の方法もあるような気がする。とりあえず、学生さんの楽しそうな討議の姿を見ると、そんなに心配しなくてもいいかな、と楽観的な気持ちにもなってきた。

構成、文/飯塚りえ   撮影/海野惶世   イラスト/小湊好治
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