ナビゲーションを読み飛ばすにはここでエンターキーを押してください。
COMZINE BACK NUMBER

IT川柳

お題は「再起動」

九月の特選

  • デザートが出て胃袋が再起動(わくらい)

九月の名作・迷作選

  • リストラで人生半ばの再起動(2番センター梅干し)
  • なでしこにボタン押された再起動(take43)
  • ニッポンを再起動する子の笑顔(あいらむ)
  • 電源を切って日本を再起動(あどぞう)
  • こりゃあかん困ったときのおまじない(えびちゃんぽい人)
  • どっこいしょ聞こえてきそう箱の中(ガンバルマン)
  • 初恋が再起動するクラス会(タツノお年ゴ)
  • 夫婦仲夫が折れて再起動(森の児)
  • 仕事辞め再起動したらフリーズし(清茶庵)
  • 再起動三月十日に戻したい(白うさぎ)
今月の名作・迷作選はこちら
今月の特選に戻る
お題は…再起動

選者より一言

"再"の付く言葉は結構あります。再出発=人生・結婚、再結成=青春時代、再燃=恋愛、再会=友人、再選=政治家、再興=被災地などなど。これらの全ての意味合いを含めて、"再起動"という言葉を使って作品を送って頂きました。
今回は投稿がことのほか多かったようです。自分自身を再起動させてリフレッシュしたい。自分の人生を再起動させてリセットしたい。それぞれ表現の違いこそあれ、願望を込めてのものがたくさん見受けられました。
自分を簡単に再起動してくれるボタンがあれば、苦労もなくなるでしょう。でもそのボタンはやはり、自分の"心次第"ということでしょうね。
また、大震災の被災地へ"再起動"というお題に即して、励まし、元気づける作品も多く見られ、素直に温かさを感じさせてくれる川柳も良いものだなあと思いました。
"再起動"という言葉は本来パソコン上でのことで多く使われますが、それを日常のいろいろな場面にあてはめて、「なるほどこれも再起動には違いないなあ」と、その応用を面白く読ませていただきました。
特選句はその面白さを特に感じ、一旦落ち着いた胃袋がまた動き出す様が思い浮かび、思わず笑いが込み上げてきました。
「再の字をせめて一つで済ませたい」  立川談幸

選者プロフィール

無事祈り電源ボタンを長く押す(ダブルレール)

編集部より
惜しくも選を逃した名(迷)句から編集部が選んだ今月の「編集部のエコひいき」。作成した資料、大事な写真が無事でありますように! 両手を合わせて祈る相手に「再起動」の意味が、どうか通じますように。


イラスト/小湊好治
Top of the page

月刊誌スタイルで楽しめる『COMZINE』は、暮らしを支える身近なITや、人生を豊かにするヒントが詰まっています。

Copyright © NTT COMWARE CORPORATION 2003-2015

[サイトご利用条件]  [NTTコムウェアのサイトへ]