Microsoft Dynamics CRMで変わる業務
導入後行われたヒアリングでは様々な部門や担当者から反響が寄せられました。
現場から反響が大きかったのはモバイル端末からのデータ入力の容易さでした。営業先から直帰することが多い地方支店では、情報共有の遅れによる機会損失が度々問題になっていました。
Microsoft Dynamics CRMでは、会社支給のモバイル端末からスムーズに情報投入ができます。自社に戻らずとも必要な情報をリアルタイムで共有できるようになり、支店全体で連携した営業活動を行うことができるようになったといいます。
管理職層や営業企画担当者からは、顧客データベースの検索機能に対する反響が寄せられました。Microsoft Dynamics CRMには優れた検索機能が実装されており、担当者が使い慣れたMicrosoft製品のような操作感で抽出条件を設定し、顧客リストを作成することができます。顧客リストを Microsoft Excelファイルにエクスポートし配布することも容易で、これまでリスト作成にかかっていた稼働が大幅に削減されたといいます。
経営層もダッシュボードに表示されるリアルタイムなレポートに興味を示しています。Microsoft Dynamics CRMに投入された情報はバッチ処理ではなく即座に反映されるため、朝一番の経営会議で最新の情報にもとづき経営判断を行うことができるようになったといいます。
各所からの反響を受け、今回のSFA/CRMシステム導入プロジェクトは高い評価を獲得しました。 一連のプロジェクトの成功の要因は徹底した現場理解にあったといえるでしょう。まず、支店でのスモールスタートでは、導入から運用まで現場と二人三脚で行われました。現場に寄り添い漠然とヒアリングするだけでは見えてこないニーズまでを拾い上げたことで、全社的に満足度の高いシステムを構築することができたのです。
NTTコムウェアは、こうした経験を蓄積し、より多くのお客様のパートナーになれるよう日々邁進しています。