NTTコムウェア

TALK SESSION 最新・最深の技術力
技術者座談会 最新・最深の技術力
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NTTグループの大規模なシステム構築で培ってきた高い技術力、最新技術を応用して最適なシステムを実現する先進性など、
NTTコムウェアの強みを支えているのは、様々な分野の第一線で活躍する技術者たちです。そこで4名の技術者に登場してもらい、仕事のやりがいや技術者に求められるもの、NTTコムウェアという会社の魅力などについて語ってもらいました。

渡辺昌寛

学生時代に、当時発展途上だったJava言語について研究。就職ではNTTコムウェアがJavaを積極的に採用していることに魅力を感じて入社を決めた。京都大学などとの産官学連携プロジェクト「P2Pフレームワーク研究」でセキュリティ部門を担当。2010年から約2年間、MITメディアラボで Visiting Scientistとしてユーザーインターフェイスの研究に従事。その他、緊急医療モバイル通信システムの企画から商用化までチームリーダーとして携わる。プライベートでは、2003年より情報処理技術者試験委員。著書に「つくって学ぶプログラミング言語」。

■主な資格
ネットワークスペシャリスト、テクニカルエンジニア(データベース)、アプリケーションエンジニアなど

立石勝之

学生時代、オープンソース系のOS「FreeBSD」を使ったことがきっかけでUnixの楽しさに目覚め、研究室のサーバー管理などを担当してさらにのめり込んだ。入社後、LANを中心とした設計・構築業務でネットワークに関する基本的な技術を習得。2年目からはLinuxに関する運用管理手法の整備やOSSプロダクトの技術検証、適用支援に携わり、OSSの適用拡大に貢献。その後、NTT OSSセンタにてロードバランサの開発・サポート業務に従事。現担当では通信キャリアの交換機系システム関連サービスの開発などに関わる。2015年より情報処理技術者試験委員。

■主な資格
基本情報技術者、LPICレベル2、RHCE、CCNAなど。

上妻宜人

ICT業界の技術者の多くは、小学校、中学校の頃からコンピュータに触れている。しかし上妻のスタートは遅く、高校生になってから。高1の時には「ドラクエのようなゲームを作れたらいいな」と考える素朴なコンピュータ少年だった。しかし現在はJavaのエキスパートで、仕事は異色だ。NTTコムウェアの技術者はシステム開発に携わるのが一般的。ところが上妻はトラブル解析が仕事だ。開発がうまく行かないときが上妻の出番。上妻は「レスキュー隊」と表現するが、犯人を推理する探偵の仕事にも似ている。

■主な資格
テクニカルエンジニア(ネットワーク、データベース)

藤田倫太郎

学生時代からバーチャルリアリティの分野でプログラミングを行い、バーチャルとリアルが相互作用する作品を制作。かかわった作品のひとつに球体ディスプレイをインタラクションとして使ったものがある。右に回すとその世界の時間が進み、左に回すと時間が戻るというイベントを起こす作品の海外展示などを行っていた。こういう作品の創造の過程で、チームメンバーと作り上げる喜びを経験した。 現在は法人向けWANサービスのオペレーティングシステムや新規ソリューションの技術面、方式面をまかされている。専門はセキュリティであり、クラッカー側との戦いを「イタチごっこ」と表現する。

■主な資格
情報セキュリティスペシャリスト、認定プライバシーコンサルタント、高等学校教諭一種免許状(情報)

※記事内容は取材当時のものです。

「技術者の仕事」技術の未来を見据え、真に役立つシステムを作る

興味を持ち、学び進めるうち、自然な形で技術者へ

渡辺
技術者になった理由は人それぞれだと思います。私の場合は、中学時代にコンピュータに興味が湧きました。そこで高等専門学校の情報系に進み、大学・大学院で勉強を続け、自然な流れで技術者になりました。皆さんはどうですか?
立石
私も渡辺さんと同じように大きなきっかけはなかったですね。大学で情報工学を学び、FreeBSDというオープンソース系のOSを使って遊ぶことに熱中しました。さらに研究室でサーバーやネットワーク管理を任されるようになると、それが楽しくて、これを仕事にしたいと考えるようになりました。
藤田
私は学生時代、プログラミングを用いて現実とコンピュータの世界を融合させた作品を制作していまして、新しい技術を使ってチームメンバーと作り上げる楽しみを経験し、同じ志を持つ仲間と、技術で世の中を便利に変えていきたいと考えるようになりました。それが技術者を志すきっかけでしたね。
上妻
私がコンピュータに触れたのは高校生になってからでした。皆さんに比べると遅いスタートですね。その頃は「自分でゲームが作れたらいいな」程度のことしか考えていなかったのですが、COBOLという言語を学んでから、「これで生活しよう」と考えるようになりました。

NTTコムウェアという舞台で自分を活かしたい、その理由

渡辺
皆さんはなぜNTTコムウェアを選んだのですか?私は大学でJava言語を研究していたのですが、NTTコムウェアが自社の技術にJavaを採用しているのを知り、自分の技術で会社に貢献できると考え、志望しました。Javaは今でこそ主流の言語ですが、当時は未完成な言語という位置づけだったことを思えば、NTTコムウェアは先見性がありますね。
立石
私の場合は、就職活動をしていた頃にTCP/IPを中心としたネットワーク技術に興味があり、ネットワークに強い会社ということでNTTコムウェアへの入社を希望しました。
藤田
私は、NTTコムウェアがものづくりの会社であるという点に共感しました。ICT業界において大規模システム開発といえばSIerが有名ですが、社内の技術者が開発して内製まで行うことは稀です。ところが当時、NTTコムウェアでは交換機ソフトウェアを内製している。就職活動中も、そうした記事を読み興味を持ちました。
上妻
私が関心を持ったのは、NTTグループを支える大規模システムを開発してきた技術力です。また品川本社でのインターンシップに参加し、風通しの良い雰囲気に触れ、「ここで頑張りたい」と考えました。
座談会の様子

ゼロベースで考え、問題を解決する。それが技術者のやりがい

渡辺
皆さんは現在、どんな業務を担当していますか?
立石
私はお客様である通信キャリアの社内システム更改プロジェクトで、技術面の“何でも屋”のような立ち位置で働いています。更改プロジェクトでは、あちこちで技術的な不明点が出てくるものですが、何かあると頼りにされ、その解決にあたっていくわけです。またこれとは別に、運用中のシステムに関連しそうな脆弱性が見つかった場合のリスク評価などをしています。難易度の高い技術的な課題が出てくることも多いのですが、そういう局面を乗り越えて解決していくのが楽しいですし、やりがいを感じます。ひとりでは解決できないことを、メンバーが個々の得意分野を活かして、チームで解決できると爽快です。
上妻
他の技術者と関われるのは楽しいですよね。私は、Java関連のトラブル解析が現在の仕事なのですが、各プロジェクトで解決できない問題を引き取り、原因解析と対処策の立案を行っています。トラブル解析を通じて、他の専門分野の社内第一人者と一緒に仕事ができるのは大きな喜びです。
また、システム開発の仕事は「できて当たり前」という風潮が強いのですが、私のようなトラブル解析の仕事は、不具合の原因を見つけて解決するので成果が見えやすく、感謝されやすい。これは、うれしいですね。
立石
感謝されるのはうれしいですよね。技術者は「不具合の原因を見つけて解決する」という行為そのものを楽しめるものだと思いますが、それを周りから感謝されることで、やりがいにつながります。
藤田
私は法人系WANサービスのオペレーティングシステムの構築や、新規ソリューションを提案する際の方式などを担当しています。やりがいはやはり、技術を駆使して案件ごとの課題や目標を超えていくことですね。ベストな策を求めて、システム更改プロジェクトで、アーキテクチャを全面的に見直したり、新規にサービスを開始するお客様に対してゼロから新しい方式のシステムを開発して提供したりすることもあります。
それと、私も上妻さんと同様、開発の過程で他分野の技術者と協業できるのが楽しいと思います。大勢の開発者と同じ目標を掲げてクリアできると達成感はより大きくなります。
渡辺
私の場合は、皆さんと少し仕事の方向性が異なり、ゼロから新しいものを創り出すことが仕事です。もちろん技術を通して、現状を改善したり好転させたりすることが目標ですが、大抵の場合、新しいものを考えても最初は独りよがりのアイデアと捉えられ、お客様には受け入れられない。大勢の意見を聞きながら修正を重ね、喜ばれるものに仕上げていくのです。
立石
修正を繰り返す作業は、なかなか大変ですよね。
渡辺
めげそうになることもありますよ。ある救急医療用システムの開発でリリースが大幅に遅れ、連日、不具合の解析や修正に明け暮れました。何とかリリースを終え、お客様から「あなたがいなければあのシステムはできなかった。ありがとう」という言葉をいただきました。当時の切磋琢磨が、お客様にとって欠かせないものとして実を結んでいたことを実感し、感無量でした。
NTTコムウェアと技術者