電話料金の算出や明細書の作成などの業務を行う情報通信業のお客様向けのシステムに7名のチームで携わっている。業務は多岐にわたり、システムコンサルティングから、システム開発、保守・運用まで。プロジェクトの中で任されている役割は、営業に同行しての価格提案、プロジェクトの人員計画や原価調整など。生まれは福島、小学校半ばから千葉で育つ。
現在、大手小売業のお客様に対する次期システムの構築に向けたグランドデザイン策定を実施中。営業、開発などさまざまな担当から集まった十数名でチームを作り、お客様へのヒアリングから、現状の課題把握、目指す姿の策定をし、次期システムの方針や全体構想をとりまとめている。営業担当ではあるが、実質は提案SEのような役割も担う。東京生まれ東京育ち。
NTT東日本様およびNTT西日本様向けのNGN(Next Generation Network)のオペレーション関連のシステムの設計・開発を担うNGN-OpS事業本部に所属し、全国の電柱やケーブルなどの通信設備を管理するシステムの開発を担当する。ユーザは数万人、開発担当者は150人以上に及ぶ大規模なシステムだ。お客様のシステム改善要望を汲み上げながら、ソフトウェア開発会社をとりまとめてのシステム開発、お客様への提案を行っている。米どころ新潟の出身。



「どんな就活をしていたか憶えてますか?」
「憶えてますよ。ぼくはエントリーシートを提出した企業は3ケタに上りました。百数十社だったかな」
「それはすごい! ぼくは30社くらいかな。まあ、行きたい業界を絞るまでに時間がかかってしまったからなんだけど。取っかかりは各業界の、いわゆる大手に出していく作戦からスタート。食品や電機メーカー、商社、コンサル。その中でだんだん絞れていけばいいかなと思って」
「大手志向がありました?」
「まぁ、たしかにあったよね。社会的知名度があるということは、その会社が社会に対して負っている責任が大きいってことで、ぼくらの立場からいえば大きい仕事ができると考えたから。でも、業界を絞れなかった(笑)。自分でエントリーシートを書きながらわかるんだよね。志望動機が固まらない。だからなかなか面接まで行けない」
「私は最初に、どういうことをやりたいのかなということをぼんやり考えたかな。こういう仕事がしたいということが見えてきてから、じゃあそれが出来る業界はどこだろうって絞っていった」
「それはどんなこと?」
「決まったモノを売るよりは、お客様に『こんなことができたらいいな』という思いをヒアリングして、それを形にしていくような仕事。となると、たとえばシステム開発とかディベロッパーとか、金融でもファイナンシャルプランナーとかかな、と思って」
「文系だと、どうしても営業職が多くなってくるイメージがあるけど、ぼくも決められたモノを売るよりは、自分でアイデアを提案したりする仕事に惹かれましたね」
「ぼくの場合は当初、自分の専門である生物工学を生かすことを考えて製薬業界に絞っていたんですよね。採用の時期が比較的早い業界なので、とりあえず軒並みエントリーした。そんな時期にSEの先輩と会う機会があり、話を聞いて面白そうだなと思うようになった。IT業界というよりは『システムを創り上げていく』という仕事が。とくに惹かれたのは、ひとつのものを作るのにチーム一丸で取り組んでいくプロセス。大学の研究はひとりでやってきたというのがありましたから」
「ぼくの場合、大学時代に塾の講師をやっていて、3年間、小中高校生向けに英数国を教えていた。そこで思ったのは、自分は人に何かを教えることが好きなんだろうな、ということ。それを掘り下げると、相手が成長していく過程をお手伝いすること。仕事に置き換えれば、相手の会社を成長させるような仕事。就活を進めていく上で、SIerならそういう仕事ができるじゃないかと気付きました」
「私も金融やSIerに絞り込んだのは、人が困っているところを解決してあげたいという思いが原点にある。人から『ありがとう』といわれるとうれしいし(笑)。加えて、現実的な条件として、女性が働きやすいこと、スキルが身につくこと。それはどの会社なのかっていうことを考えました。自分が成長できる環境があるか、バックアップしてくれるかということは、会社によってずいぶん違うんですよね」








