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- 学校の授業など教育分野での利用を見込む -


報道発表 ニュース

2005.02.09

デジタルペン複数同時利用のゲートウェイ販売開始
- 学校の授業など教育分野での利用を見込む -


 NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井郁次、 以下 NTTコムウェア)は2月10日から、Anoto方式*1のデジタルペンからのデータをBluetooth*2通信により最大16本まで同時に受信できる「Anotoデジタルペンゲートウェイ」の販売を開始します。これまで、1台の装置で複数のデジタルペンから同時にデータを受信することは不可能でした。本ゲートウェイにより、多人数が同時にデジタルペンを使用する教育分野などでデジタルペンを効果的に利用できるようになります。

【概要】

 Anotoデジタルペンゲートウェイは、NTTコムウェアが開発した文庫本サイズの超小型Linuxサーバ「L-Box*3」を利用しています。低価格、低消費電力、低騒音、耐振動性、連続運転可能といった特長があります。デジタルペンとゲートウェイとの間はBluetoothで通信しており、ケーブルで接続する必要がありません。そのため小中学校の教室程度の範囲内で、デジタルペンを自由に持ち運ぶことができ、更にケーブルの配線による煩わしさからも開放されます。


【適用分野】

 デジタルペンは、対応する用紙に文字や絵を書くと筆跡をそのままデジタル化します。このデジタルペンの特長とゲートウェイの16本同時利用の特長は、教育分野などで力を発揮します。学校の授業で、あらかじめアノト用紙に問題を印刷し、デジタルペンで生徒に回答させます。先生は自席のパソコンで生徒すべての回答状況をリアルタイムに把握でき、プロジェクターでスクリーンに映し出すなどして効率的に指導できます。さらに、回答用紙のデジタル化により保存・管理面で大幅に業務が効率化できます。教育分野のほか、お客さま窓口業務、イベント会場でのアンケートなどでの利用を見込んでいます。


【市場展開】

 教育関係機関や、TV会議システムなどを利用した遠隔生涯学習を開催する自治体、またNTTコムウェアが提供するIPテレビ会議システムとのセット販売などで平成17年度2億円の売上を目指します。


【Anotoデジタルペンゲートウェイの展示】

 Anotoデジタルペンゲートウェイにより、学校や塾などでの授業の効率を向上させる「デジタルペン授業サポートシステム」をNTTコムウェア品川本社ビル、次世代ネットワークラボで常設展示します。なお、同ラボはNTTコムウェアのお客様プレゼンテーション、デモンストレーション、セミナーの場として運営しているもので、オープンなショールームではありません。


【用語解説】
*1 Anoto(アノト)方式
スウェーデン Anoto AB社(http://www.anoto.com)が開発した、専用の紙(アノトペーパー)とペン(デジタルペン)を使った、入力ユーザインタフェース技術です。キーボードなどこれまでのインタフェースを操作することなく、慣れ親しんだペンと紙で、メモやイラストをデータ伝送できます。筆跡情報を電子化することで、手書き画像の管理や文字認識によるテキスト変換などが可能です。
*2 Bluetooth(ブルートゥース)
PDAや携帯電話などの携帯情報機器向けに開発された無線通信技術で、10m程度の距離での通信が可能です。
*3 L-Box
別紙、製品概要参照 [PDFファイル]

※「L-Box」はコムウェアの登録商標です。


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