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報道発表

「AB INITIO」を用いた高速データ処理ソリューションの提供開始により、ビッグデータの取組みを強化
―リアルタイムデータ処理を実現し、企業の迅速な意思決定をサポート―

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下 NTTコムウェア)は、アビニシオソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:ステファン・ルクソビーズ、以下アビニシオ)と協業し、データ高速処理基盤AB INITIOの取り扱いを開始するとともに、AB INITIOを含む「汎用高速コンピューティングソリューション」の提供を開始します。

1.背景
 大量データの戦略的なビジネス活用が進展しつつある中、企業内の各種の業務システムに散逸する情報をいかに効率的に収集し一元的に処理・活用するかが課題となっています。AB INITIOはデータの抽出・変換・ロードを行うETL(*1)ツールとしての機能に加え、複雑な処理を伴うデータ処理・分析も可能な高速データ処理基盤であり、企業におけるこうした課題の解決を強力にサポートするソリューションです。

2.本ソリューションの導入効果
 NTTコムウェアは、データ高速処理基盤AB INITIOを通じて以下のような導入効果をご提供します。

(1)企業内に散在する情報を集約・統合した高度なデータ活用
 AB INITIOは、各業務システムから生成される多種多様な情報を収集・変換・集約し、高度なデータモデルの構築を短期間で実現します。また、これまで処理時間上の制約などからハードルの高かった複雑なデータ相関を伴う情報分析や、高度な事業シミュレーションなどをBI(*2)ツールと組み合わせることで、強力にサポートします。

(2)リアルタイム分析による現場への迅速なフィードバックの実現
 メモリ上でのパイプライン処理など様々な高速データ処理技術により、従来バッチ処理で翌日までかかっていたデータ処理をほぼリアルタイムに実施します。そのため、これまで困難だった分析結果の現場への迅速なフィードバックが可能となります。

(3)グラフィカルなユーザインタフェースによる開発生産性の向上
 グラフィカルな開発環境や丁寧に作りこまれた処理コンポーネントにより、開発・運用の生産性が大幅に向上します。加えて、あらかじめ多彩なコンポーネントを具備しているため、データ統合の前処理に関わる開発やメンテナンスコストを大幅に削減することができます。

(4)メタデータ管理機能の提供によるデータトレーサビリティの実現
 データの正確性や一貫性の確保、加工処理プロセスの透明性確保に欠かせないメタデータ管理などの機能の提供により、最近強化が求められているデータマネージメントにも大きな力を発揮します。

3.今後のビジネス展開

 今回の協業により、アビニシオはNTTコムウェアへAB INITIOに関する技術情報提供等の技術支援を実施します。また、NTTコムウェアはこれまで培ってきたAB INITIOソリューションの販売、保守、導入支援サービスなどのワンストップ提供を更に推進し、金融業におけるリスク管理業務や代理店手数料分析、流通業における売上分析やソーシャルメディア及び顧客分析等、大量データのリアルタイム・高度分析分野において金融、製造、流通、公共など幅広い業種・業界のお客さまのビジネスを強力にサポートいたします。

(参考)AB INITIOの概要

 次のような特長により従来のDWH(DataWareHouse)システムを含む一連のデータ処理基盤における課題を解決することができます。

(1)高い接続性、柔軟な処理が可能な単一アーキテクチャ
 AB INITIO は、メインフレームやオープンシステム上のファイル、データベーステーブル、メッセージキュー、Webサービス等との接続、及び、それらから来るデータの処理を単一のアーキテクチャで実行できます。あらかじめ多様な接続や処理のコンポーネントが用意されているため、新旧様々なシステムと容易に接続でき、そのデータの処理もコーディングレスで行えます。

(2)大量データの高速処理
 AB INITIO は、複数のプロセッサにまたがって(それらが異なるサーバー上にあっても)並列にデータを処理できます。グラフィカルな開発を行うだけで、パイプライン並列処理によるインメモリ高速処理が実装されます。同じ業務ルールを、バッチやリアルタイムで実行することも、サービス指向アーキテクチャ(SOA)として実行することもできます。

(3)高い生産性、高品質のシステム開発
 AB INITIO のグラフィカルな開発環境と丁寧に作り込まれた処理コンポーネントにより、高い生産性の開発が可能になり、高品質の成果物をもたらします。ユーザーは仕事をこなすために、さまざまな技術を切り貼りする必要がありません。この開発・実行環境は以下の様な特長を持っています。

(ア)業務ルールの仕様記述、アプリケーションの仕様記述、設計、および実装に関わる情報のリポジトリ化メタデータの管理、及び、開発のライフサイクル管理機能を提供するため、多様なツールを組み合わせる必要がなく、開発がスムーズに進行する。

(イ)多様な処理コンポーネントの組み合わせにより、コーディングレスで開発を行うため、バグの発生が少ない。

(ウ)大量データを処理するだけでなく、保存・検索・管理する機能をもつため、特殊なストレージ製品を必要としない。(大容量データストレージ(数百テラバイトからペタバイトまで)、データの可視化、分析、品質、スキングの機能など)

(エ)時系列に統計を取ることができる運用管理機能(監視、スケジューリング、その他)により、運用を可視化できる。


※AB INITIO は、アビニシオソフトウェア株式会社の登録商標です。
※記載されている商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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