メールの題名で一番困るのは、あいまいで内容がわからないものです。迷惑メールの山をかき分けながら、メールを大量処理しなければならないビジネスパーソンには、題名不明瞭なメールは、不親切極まりないものです。
よくある悪い題名の例として、下記のようなものが挙げられます。
「こんにちは!」(あいさつ系)
「久米です」(自己紹介系)
「お願い」(なれなれしい系)
これらの題名はよく目に付きますが、不快な気分にさせられます。
多くの場合、こうした不親切な題名でメールを出す人は、毎回、同じ題名でメールを出すこともしばしばあります。そこで、後から発信者名でメールを並び替えると「お願い」「お願い」「お願い」「お願い」と並んでしまって、目的のメールを探し出すことができません。
ですから、メールの題名だけで結論が伝わるように、できるだけ具体的に書きましょう。
例えば、取引先も交えた会議の後に出すメールならば、「お礼」や「会議の報告」というあいまいな題名ではいけません。
例えば、
【4/20商品企画会議】ご出席お礼、議事録ご送付いたします
と具体的に書けば、一目で重要なメールだとわかるでしょう。そして、メールを開く前から、その内容をすばやく把握できるでしょう。 |