見る人がわくわくしたり、幸せな気持ちになれるWEBサイトのプロデュースをしています。自社サイト「おとりよせネット」などのほか、「All About Japan」を始めとした他社サイトのコンテンツ企画・プロモーション・マーケティングの仕事もしています。
実は、学生時代は一切ネットに触ったことがありませんでした。社会人1年目、NTTに入社して、研修で初めてインターネットにアクセスしました。「インターネットってすごい!」と感動したのは、社会人1年目、阪神大震災を振り返るボランティアイベントを仲間と主催していた時。メーリングリストでたまたま出会った知らない方が、イベントに共感してホームページを「瞬時に」作ってくださったのです。もうビックリ感激し、なんというメディアができたんだろう、と思いました。
メールを送るのは、1日に20通くらい(受け取るのは数百通ありますが、DMなどが多いでしょうか)。正直、私はメールを書くのがゆっくりというか、のんびりなので、なかなか数を書けず苦労しています。所要時間は1日2時間くらい。工夫していることは、 1.親しい友人には、あらかじめ「返事が遅いけどごめんね」と伝えておくこと。 2.メールはどうしてもそっけなくなりがちなので、うまく「!」や「♪」などを使って、温かみを持たせること。 3.なるべく、丁寧な話し言葉で書くこと。送る人に対して、向かい合って話しているような気持ちで書くこと。
とにかく、たくさんの友人と会って話して、行きたいと思う場所に行って、毎日の生活を楽しく送ることが一番のヒントかなぁ、と思います。そして、そこで得た体験を、自分の中でふくらませていくと、新しいサービスを思いつきます。「OL美食特捜隊」は、友人たちと美味しいお店を教えあったことから、「よせがきコム」は、お世話になった方にリアルのよせがきを送るタイミングで、「おとりよせネット」は、美味しいお取り寄せ品を贈るのにハマったことから思いつきました。「地に足のついたミーハーでいること」。これを一番のモットーにしています。
デルのデスクトップパソコンが1台。それからパナソニックのノートパソコンが1台。気分転換したいときは、ノートパソコンを持って、外で仕事をします。注目している機器は、ずばり「携帯電話」。オサイフケータイもスタートし、これから携帯で「できること」がどれだけ増えてくるのかが本当に楽しみです。
ノートとデスクトップ両方で、大事な書類を管理するようにしています。
1.時間を決める 「今からメールの返信を1時間やろう」「○時〜○時まで企画書を書こう」と、時間を決めてやるのが一番の方法。個人的には、企画書などを書くのは朝のほうが良いようです。眠りにつきながらあれこれふくらませて、朝起きたらすぐ書く。出かける時間が決まっているので、集中して短時間で良いものが書けることが多いです。 2.場所を変える 机の上で作業に煮詰まったら、ノートPCを抱えて、カフェに出かけます。そうすると、気分転換できるうえに、行き帰りの時間でアイデアを思いつくこともあったりして、一石二鳥?
◆「イー・レシピ」ほかレシピサイト 見ているだけで幸せな気持ちになれる、レシピサイト。その他「エル・ア・ターブルオンライン」や、「クックパッド」なども。
◆「フジテレビ」ほかテレビ局サイト フジテレビに限らず、「TBS」「テレ朝」「日テレ」など、好きなドラマや番組のホームページはよく見ます。
◆ 「Gree」「Mixi」 ソーシャルネットワーキングサイト。友人たちの日記をここからチェック。同じ理由で、Mixiもよく見ています。
◆「谷村志穂」さんはじめ、ファンの方のサイト ファンなので。同じ理由で、料理家の飛田和緒さんの幻冬舎でのエッセイも。
一番…というのは、難しいですが、最近で言えば、運営している「くちコミ読書カフェ『Hon-Cafe』」というサイトで、大好きな作家・山田詠美さんの「放課後の音符」という本の英訳本を紹介していたところ、番組で朗読したいというテレビ局の方からご連絡をいただいたこと。 本当に思い入れのある本だったので、こんな形で発見していただけるなんて、とびっくりしました。 「くちコミ読書カフェ『Hon-Cafe』」は、運営していると、紹介した本の著者や編集者の方からお便りをいただいたり、偶然お会いできたりするきっかけに繋がることが多く、ネットの原点である「発信することの大切さ」を感じます。
まずは、どんな些細なことでも良いので、テーマを決めて「発信してみる」ことをオススメします。不思議なもので、好きなことを発信し始めると、それを見てくれた他の人が「もっとこんな情報もあるよ」「じゃあ、あの人に会うといいよ」と教えてくれるようになります。「発信すればするほど、豊かになれる」。これが、ネットの醍醐味だと思います。
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