学生だった1972年に音楽雑誌『ロッキングオン』を創刊立ち上げしてから、一貫して「参加型メディア」を企画開発運営してきました。96年に創業したデジタルメディア研究所は、企業コンサルテーションを主たる業務としています。ほかに、文章表現のワークショップ「リアルテキスト塾」を主催しています。原稿執筆や講演なども行っています。
80年代前半から「没(記事)のない投稿雑誌」ができるとしてコンピュータメディアに着目し、草の根パソコン通信を立ち上げた流れで、インターネットに接続しました。
1日に受信するメールはスパムを外せば数十通だと思います。携帯でのやりとりがメインです。それらを絶えずチェックしている感じなので、延べ時間は換算できません。
メールに関しての工夫では、パソコンに届いたメールは携帯に転送して読んでいますが、その際に本文に日本語のないメールは転送しないように設定しています。おかげでスパムは携帯に届きません。
見ることが多いサイトです。「愛用」しているサイトはないんです。
歯医者さんが、丁寧に答えてくれる。
ロールプレーイングゲームやる時に、サイトがないと無理。
他人が奉納された絵馬を見ているだけで楽しい。
書評を見たり書いたりするなら、ここ。
年表見てると、いろんなことが分かる。
時々、若い人たちが素晴らしい文章を書いているサイトやブログを発見しますが、そういうのは教えたくありません。 自分で探して自分で発見するのがインターネットの魅力だと思うからです。
生活が「良く」なるということと、ネットとは無関係でしょう。 インターネットの登場は、社会というより時代そのものを僕たちの前に顕在化させたものなので、高揚感はあります。が、便利になったというのであれば、ギリギリでもアポがとれるようになったということで、その分、せわしなくなりました。
隙をみつけては、寝ることです。寝ると記憶喪失になる。
「メディアに携わっていた」というよりは「メディアの一活動家から現場報告をする者」として、メディアで書き続けてきたという感じです。そうした活動を介して、自分が社会的存在として自覚出来ることが、自分にとってのメディアの魅力というところでしょうか。それに自分の言葉が他人に読まれることで、普遍性を獲得出来ます。
「インターネット・ビジネスモデル」から「インターネットモデル・ビジネス」へのパラダイムシフト、ということをここ数年言い続けていまして、その具体的な展開として「オンブック」を設立しました。発行者が無料で出版事業を行えるフリーパブリッシングです。 たとえばごく一部の人にとって確実に必要な資料集なんかは、値段は高くても確実に需要はあるわけで。 現在の出版業界は、確実に売れる本しか出版しないというところが多いんですが、オンブックでは単なる少部数出版というのではなく、ビジネスとして発行者が利益を確保できるソリューションを追求したいと思っています。
新しいものに思いっきり面白がって、その先で、そういう自分を冷めて突き放してみる。そしてしばらくしたら、また捨てたものを拾い直して愛玩する。自分はいつもその繰り返しです。ネットも人生も。 固定的な価値観やシステムなんかではなくて、ネットは生き物なんだと思っています。
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