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デジカメ散歩プロフィール
第14回「一足早く夏休み気分を味わいに」

輝く太陽に、青い海! 夏生まれの私にとって、ちょっと特別な季節がやってきた。海開きに備えて、海の家が立ち並び始めるのが6月下旬あたりから。その昔、海の家でのバイトに明け暮れていたこともあったな、などと思い出す。
そんな思い出に浸りつつ、今回は海と夏を感じに東京港へ。どんな夏と出会えるのか。潮風を感じつつ、本日のお散歩スタート。

7月20日は、元「海の日」。「元」と付くのは、祝日法の改正に伴い、2003(平成15)年から7月の第三月曜日に改められたためだ。しかし20日を境に、全国で続々と海開きが行われるなど、夏の到来を告げる節目として私たちの中にインプットされているように感じる。
 この「海の日」。もともとは「海の記念日」と呼ばれており、1996(平成8)年から国民の祝日「海の日」として制定された「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日。
 ところで、東京港近くに「東京港野鳥公園」なる都立の公園があるのをご存知だろうか? 環状七号線と湾岸道路との交差点からほど近い、大田市場に隣接する24.3ヘクタールの園内には、淡水池や海水の混じった潮入りの池の他、水田や畑、野鳥観察小屋、雑木林などが配されている。風に乗って、時折、海の匂いが漂ってくる。その昔、このあたり一帯は海だったそうで、1960年代に埋め立てられ、その後、拡張されて現在の姿になったという。
 園内を散策したら、どこか懐かしい感じが……。そう、夏休みに遊びに行った、おばあちゃんの家! 畑に咲く花の上を蝶が戯れながら飛んでいたり、空高く飛ぶオニヤンマの姿、シロツメクサが群れ咲いていたり、クヌギの木の幹のザラザラした感触、生い茂る草むらなど「子供の頃に見た、感じた風景」そのもの。園内を流れる小川の上には、アメンボ(この言葉、久々に口にしました)も! 真っ黒になりながら遊びまわった、あの夏の記憶が蘇ってきた。



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< パシパシ撮って、後で編集 >
デジカメの良い所は、写真が気軽に撮れ、その場で確認できるところ。現像代もフィルム代も気にせずどんどん撮影できます。そこで、まずは気になったポイントがあったなら、とにかくシャッターを切るべし。失敗しても、後で消去すれば良いのですから。因に、上の飛行機の写真の場合、この前後でかなりの回数シャッターを切っています。その中からベストショットを、後で選びました。

イラスト/小湊好治 Top of the page

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