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デジカメ散歩プロフィール
第16回「動物愛護週間を考える」

残暑が続くとはいえ、気がつけば、今年、暑い夏を乗り切るためにと購入したクーラーも、ここのところ出番が少なくなってきた。このクーラー導入の大きな理由が、猫を飼い始めたこと。毎年9月20日から26日までは「動物愛護週間」だが、飼い主となった今、改めてその意味を考えてみる必要がありそうだ。
とその前に、まずは動物たちの生態を知ろう!ということで、今回のお散歩は、東京都恩賜上野動物園へ。

動物愛護週間は、動物愛護管理法(旧「動物の愛護及び管理に関する法律」)によって、動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を広めることを目的として定められたもの。動物愛護週間の歴史は意外に長く、1927(昭和2)年に始まり、翌28(昭和3)年には、法律として制定。さらに動物の飼い主や管理者の責任をより強化するため、99(平成11)年に法改正が行われている。
この機会に、法令を熟読。「愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金、遺棄したり餌や水を与えずに衰弱させるなどの虐待を行った者は30万円以下の罰金」に処すとある。改めて、飼い主としての責任を痛感したところで、我が家の猫君に留守番を頼み、東京都恩賜上野動物園へ。
東京都恩賜上野動物園は、1882(明治15)年に開園した日本一古い動物園でもある。園内には、約470種、2,600頭あまりの動物たちが暮らしており、現在は、絶滅の危機に瀕している野生動物を飼育下で繁殖させ、動物園での展示動物を確保するとともに野生へも返すことを目的とする「ズーストック計画」が実施されている。
最近、水族館ブームが起きているが、大空の下、動物園を散策するのも乙なもの。話題となったレッサーパンダや、ホッキョクグマ(大きい!)、ジャイアントパンダ(もこもこ!)など、動く動物をじっくり観察していたら、あっという間に時間が過ぎ……。留守番役のヘソが曲がらないうちにと、急ぎ帰路に付いた。



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< 手ブレを抑える! >
手ブレ補正機能を搭載したデジカメも続々登場していますが、そうでない場合、どうやって手ブレを解決していますか? 三脚があれば、ぜひ活用したいところですが、気楽なお散歩には少々重装備になってしまいます。そんな時は、カメラや腕を固定できる場所を撮影ポイント付近で探してみましょう。ちょっと周囲を見渡せば、塀やフェンス、電柱、ベンチなど、「即席三脚」が存在します。しっかりカメラ、もしくはカメラを支える腕を固定すれば、手ブレのない思い出の一枚が撮影できますよ。

イラスト/小湊好治 Top of the page

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