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第11回 第1章 心がまえ
第3項 実際に会うこと、電話で話すことの大切さ
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■第1章 心がまえ
第3項
実際に会うこと、電話で話すことの大切さ
〜やはり会って話すのが一番。最初に笑顔の交換を。
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■まず最初に会いたい
逆説的ではありますが、メールだけで済ませられる時代だからこそ、
「人と会うことが大切になる」と考えています。
どんなにネットが発達しても、実際に会うよりも濃密なコミュニケーシ
ョンはないと、いずれ再認識されるでしょう。
一度、お会いして親しく交流した後なら、メールだけでも、深い交流も
できるようになるのです。
@ @ @
ですから、この人と深くおつきあいをしたいと感じたら....
まずは、なるべく早い段階で、一回お会いしたいところです。
受信箱にずらっと発信人が並ぶ中で、その人の笑顔が浮かぶような
親しい人の名前を見つけたら、まず開けたいと思うのが人情です。
まず最初に、名刺交換よりも重要な、笑顔の交換、いや交歓をしておく
必要があると思うのです。
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■はじめて会う時の前準備
しかし.....
ただ、お会いするだけでは、お互いに用事だけを済ませるビジネス
ミーティングに終始してしまいそうです。
それでは、親しいメール縁者にまではなれないかもしれません。
@ @ @
そこで、事前に、その会社のホームページのみならず、
個人のホームページがあれば見ておきたいものです。
もし、お相手が個人のホームページをお持ちでない場合でも、
お名前をGoogleなどで検索することが大切です。
ひょっとすると、会社以外の所属団体、掲示板などへの
書き込み、新聞雑誌記事など関連するページが見つかるかもしれません。
@ @ @
それらのページをじっくり拝見した上で、共通の趣味などを話題にした
メールを、あいさつがわりでお送りしてはいかがでしょう。
この時、お互いの興味を結びつけるような、話題が広がりそうな、
自分の会社と個人のwebの関連ページ(トップページではなく個別ページ)
にもリンクして、「よろしければ見てください」と添えれば良いでしょう。
@ @ @
事前に、お互いどんな人かわかっていると、会うのも楽しみになり、
会話もはずむはずです。
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■出会いを印象的にする心配り
最初の出会いが、印象的であればあるほど、その人の記憶に残って、
その後のコミュニケーションもとりやすくなるでしょう。
もちろん、面談する当人の印象=笑顔、身だしなみ、会話、立居振舞い
など=が、一番大切ですが.....
先方に、ご訪問するケース以外では、初対面の際の「舞台装置」と、
その関連情報ご提供による「心配り」も重要だと考えます。
@ @ @
もし、お互いに出先で会うのであれば、積極的に場所のセッティング係
を、買ってでたいものです。
相手がおそらく「初めて訪れる」ような、自分だけのとっておきの場所で、
それも、ちょっとした非日常体験を味わっていただけるお店で、
飲食を共にするのが一番でしょう。
思い当たりがなければ、それこそ、webで検索すれば良いでしょう。
「私もはじめてですが、お互いに楽しめそうなお店を探してみました」と
そのお店のwebや地図のURLを添えたご案内メールを出せば、
FAXなどよりも手間はかかりませんし、スマートです。
@ @ @
また、ご訪問いただく場合でも、ちょっとした心配りは可能です。
なにも、特別な一等地にある特別なビルに事務所がなくとも、長く印象に
残るおもてなしはできるでしょう。
たとえば、弊社は、東京の下町「錦糸町」という、ビジネスセンターから
外れたところにあります。おそらく、下町も錦糸町も、はじめてという方
がご訪問されることも多いはずです。
ですから、まず、「錦糸町は、面白いところだなあ、また来たいなあ」と
感じていただくため....弊社への地図がわりに自作の「無国籍B級グルメ
マップ」を、必ずメールとWEBリンクでご案内するようにしております。
時には、ご一緒に食事をすることもありますが、面談の前後に「個人」で
食べられる方も多いようで、喜んでくださいます。そして、また食べたく
なれば、彼の地を再訪され、きっと私たちのことも思い出してくださるで
しょう?
また、錦糸町は昔こうだったという昔話をしながら、駄菓子やさんなど、
タイムスリップできるようなお店にご案内しても喜ばれます。
そこで、そんな「面白懐かしい店のマップ」も整備しようと、今考えてい
るところです。
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つまり、地元の人しか知らない、とっておきのお店や、名所旧跡等々の
情報を、ご訪問時にあわせてご提供して、楽しんでいただければ、
「初対面」も、より楽しく印象的になるのです。
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そして、お見送りの後、会社かご自宅にお帰りになる前につくように、
お礼メールも出したいものです。
その時、印象的だったことや、追加の地元情報!など....
短くてもよいので、余韻さめやらぬうちに、ぜひ。
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そう言えば....
つい、さきほど、昨日お会いした縁者からお礼メールのお礼メールが届き
ましたが、一緒に撮ったデジカメ写真が添えられていました。
通信回線が早くなってきたきたので、こんな心配りもうれしいものです。
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■メールで名前を見たときに思い浮かべるイメージが大切
こうして、初対面時に、ちょっとした「おもてなし」を心がけて、
仕事のみならず個人レベルでのお話までができるようになってはじめて、
メールでの「真のおつきあい」がはじまるような気がします。
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そうすれば、その名前をメールボックスに見つけるたびに....
初対面の時の笑顔はもちろんのこと、
錦糸町のゴチャゴチャ楽しい下町風景や、美味しいタイ料理、ベトナム
料理などを、楽しい気分で思い出してくれることでしょう。
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しかし、実際には、お目にかかることがむずかしい「遠方の方」、
「ご多忙の方」もいらっしゃると思います。
そんな時には、電話の1本交わすだけでも、うれしいものです。
「メールを交換しているうちに、お電話がしたくなって...
ただいまちょっとお時間よろしいですか?」
話がはずんだら、最後に
「ぜひ、一度、お近くにいらっしゃったら訪ねてくださいね」と
将来の対面にお互い思いを馳せて、受話器を置きたいところです。
そんな電話1本でも、その声が、話し方が印象に残れば、メールを読む時
に聞こえてきそうです。
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ですから、メール縁を深めたいのであれば、その前に相手を良く知り、
できればお会いしたいですし、それが、無理でもお電話をしたいものです。
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