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第35回 第2章 事前準備
  第04項 署名に入れるべきURL
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■第2章 事前準備

 第4項

 署名に入れるべきURL

 〜会社のWEBはもちろん、個人WEBも作って紹介したい

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■電子署名が会社案内やカタログになる
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電子署名は、名刺としての機能を持つだけではありません。

そこに、ホームページのURLを記述することで、最新版の会社案内や
商品カタログを同封しているのに等しい効果があるのです。

        @      @      @

会社案内や商品カタログは、印刷にも郵送にもコストがかかりますし、
もともと読む気がない人に送ってもムダなだけですが....

メールを読んで納得し、署名にあったホームページのURLを見つけて
自らの意思で見てくださる人は、本当のお客様・パートナー候補でしょう。

        @      @      @

逆に、はじめてのメールを差しあげるにも関わらず、署名にURLひと
つ書いていない人に出会いますと、がっかりいたします。

そんな人に限って「一方的に会いたい」と、メールで熱く語っていること
が多いのは、少し滑稽でもあります。



■中堅中小企業の人も、大企業の人も
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特に、知名度が低い中堅中小企業、個人企業の人ほど、会社のホームペ
ージをしっかり作って、PRする必要があります。

もちろん、ホームページにある会社概要で、規模や業歴などをチェック
されるので、大企業に比べてハンデはありますが...

真剣に作られ、理念や事業内容が明確に語られているホームページを、
見れば、好感度は上がるはずです。

        @      @      @

また、いちいち会社紹介をする必要のない著名な大企業に所属する方で
あっても、URLは重要です。

中でも、多角経営をしている企業ほど、トップページではなく、
自ら所属する部門や、商品に関するURLを表記すべきでしょう。

特に、新規事業など、既存のイメージと異なる事業をはじめる方は、
知名度が低い中小企業と同様の心配りで、PRする必要がありましょう。



■グループ企業やパートナー企業のURLを挙げる方法も有効
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自分の所属する会社の知名度が低くとも、親会社や出資関係のある会社
が有名な企業、信頼のおける企業であれば、そのURLも併記すると
良いでしょう。

その場合、親会社のトップページのURLよりも、グループ企業一覧な
ど、自社の名前も明記されているようなページのURLを表記した方が
確認しやすく、親切でしょう。

知りたいのは、信用のある企業の連結対象の子会社かどうかという関係
なのです。

        @      @      @

また、子会社や、関係会社と、グループ経営をしている中堅・中小企業
は、それら関係の深い協業会社の、URLを複数列挙する方法も有効で
しょう。

自社が営む本業に加えて、その周辺の製造やサービスも一貫して行える、
総合的にサポートできる企業群だと、さりげなくアピールできます。

それにより、信頼感を高め、グループ企業での新たなお取引にもつなが
るかもしれません



■所属団体、認証団体、支援団体のURL併記も効果があるはず
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それから、知名度や信用が限られる中小企業にとって、外部団体との
関係を、電子署名に明記することも重要です。

例えば、業界団体や、地域の商工会など、公的で信頼のおける機関の
メンバーとして活躍されている場合は、その名称とURLを明記すると
良いでしょう。

        @      @      @

また、商品やサービスの品質について、ISOやHACCPといった
外部団体による認証に受けている場合にも、電子署名でURLつきで
ご紹介すれば、それがそのまま企業のキャッチコピーにもなるはずです。

もちろん、公的なコンテストなどでの受賞なども、署名に明記すると
効果的でしょう。

        @      @      @

さらに「よき企業市民」として、社会な貢献をしているNPOやNGO
などを支援をしている場合には、その団体のURLを併記すれば、
それらの団体の広報になるのみならず、その支援活動を通じて企業理念
を伝える一助になるかもしれません。

また、会社に関係なくとも、一個人として、自ら社会的に意義がある
団体の活動に参加している場合は、そのURLを添えることも、
「自分らしさ」を表現する正しい方法でしょう。



■できれば個人のURLも一緒に添えたい
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さらには、趣味の内容を含む個人のホームページがあるならば、
できれば、そのアドレスも併記したいものです。

        @      @      @

私の署名の最後にも、個人のホームページの案内があります。

それは「曼荼羅縁尋」という、ちょっとかわったデザインの自己紹介サ
イトで、本、旅、音楽、絵...などの、個人的なランキングが並んでおり
ます。

そこには、9テーマ×各9位まで=計81の
「私の好きなもの、好きなこと」が列挙されていますが...

これだけあると、多くの人と「ちょっとした接点」ができるものです。

        @      @      @

お会いする前に、このサイトをご覧いただいている場合には、
初対面でも、その中の共通の趣味、好みから話がはじまって盛り上がる
ことも少なくありません。

ささやかな経験からわかったことは、思いがけない人が、思いがけない
ものやことをお好きな場合も多いことです。

        @      @      @

こうした新発見は、自己紹介ホームページのURLが電子署名に明記さ
れていなければ...なかったはずです!

つまり、個人のホームページも、上手につくってアピールすれば、
単なる自己紹介を超えた自己紹介、履歴書を超えた履歴書となって、
新しい縁、深い縁がはじまるきっかけになるのです。


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