プロフィール



■河口洋一郎(かわぐち よういちろう)
コンピュータグラフィック・アーティスト
東京大学大学院情報学環(工学系研究科・人工物工学研究センター)教授

●1952年種子島生れ。1976年九州芸術工科大学画像設計学科卒、1978年東京教育大学大学院修了。筑波大学助教授を経て現職に。

●1975年よりCG(コンピュータ・グラフィックス)に着手。
成長のアルゴリズム(算法)を使った独自の造形世界「グロースモデル(Growth model)」を確立し、CGの世界的権威として知られる。
1982年、SIGGRAPH(Special Interest Group on Computer Graphics)ボストン大会で造形手法の論文発表以来、自己増殖、自己組織化する人工生命的仮説形成を高精蜜CG画像として制作。数々の国際的舞台で発表し続けている。
最近では、成長・遺伝する「情感」をテーマにインタラクティブに反応する「ジェモーション(Gemotion)」作品を内外の美術館等で発表するなど、活躍の場を広げている。

●ホームページ http://www.race.u-tokyo.ac.jp/~yoichiro/

【受賞歴】
1984 ユーログラフィックス・最優秀芸術賞、柴田賞
1987 フランス・ヌーベルイマージュ展グランプリ パリグラフ・アート部門第1位 モントリオール未来イメージ展・アート部門第1位((87年、88年連続受賞)
1991 フランスIMAGINA展・アート部門第1位 国際エレクトロニック・シネマ・フェスティバル'91・ハイビジョンアート部門第1位 ARSエレクトロニカ'91・準大賞
1992 ユーログラフィックス・アート部門第1位
1993 MMAマルチメディアグランプリ・会長賞
1997 第1回ロレアル賞・大賞 東京テクノフォーラム・ゴールドメダル、他

【主著】
著書は日本、海外など多数出版されてきたが、1994年、CD-ROM+本の『COACERVATER』(コアセルベータ NTT出版)。1998年、河口洋一郎作品集「LUMINOUS VISION」(ビデオ、DVD、 LD)をOdysseyより全米で出版。
1998年には、作品集、『ggg books 河口洋一郎』(トランスアート)を出版。



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