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今やケータイは、必携の個人ツールとなっています。このケータイがビジネスだけでなく、よりパーソナルなツールとして、パソコンに勝るとも劣らない魅力を持っています。ケータイが社会に浸透するにつれ、通信や情報の受信機としての機能だけでなく、さらに日常の生活と密接に関わる機能が新しく求められるようになりました。これを「リアル連携」と言い、通信会社だけで無く社会全体を巻き込んだ大きな動きとなっています。 |
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■ケータイのカメラが写す謎の記号 |
ケータイにカメラ機能が搭載されて久しいのですが、このカメラが「写真を撮る」という機能のみならず、「リアル連携」を実現する上で欠かせない機能となってきました。このカギを解くのが、謎の四角い記号「QRコード」です。 |
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QRコードは縦横両方向に正方形の点をマトリックス型に描くことで情報量が飛躍的に向上しています。従来のバーコードのように数字の情報だけでなく、英字、カナ、さらにはJIS第一・第二水準の漢字を記録することが可能です。例えば名刺にQRコードを記録しておけば、名刺に書かれている文字と同じ情報を瞬時に読み込むことが可能です。また名前、フリガナ、メールアドレスといった情報をケータイのアドレス帳に一括登録することも可能となっています。
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■簡単アクセス |
最も単純な利用法として、インターネット接続があります。例えば、これまでは雑誌の中や飲食店などで「ケータイからお店のお得な情報を入手しよう」というキャンペーンがあったとしても、そのサイトにアクセスするには、ケータイでブラウザを呼び出して、URLを入力するという手間が必要でした。そのため「面倒だからそこまではしない」ということも多くありました。しかしQRコードがあればケータイのデジタルカメラでコードを写すだけで、そのキャンペーンサイトのURLが画面上に表示されます。そこからボタンひとつで簡単にそのサイトにアクセスすることができるのです。 |
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