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メールに慣れている人は、読むのも速いものです。その秘密は、ヨコ書きの文書をタテに読むからでしょう。
つまり、左から右に一文字一文字読むのではなく、一行をあるいは何行かを意味の「ひとかたまり」として見て、タテにスクロールしながら読んでいくのです。例えば、昨今のマウスによくついているスクロール用のホイールを回しながら、ものすごい勢いで「タテに読む」のです。
その「タテ読み」を、すばやく行う時に、ヨコに長い文章では「ひと目で捕らえづらい」のでどうしても「速読」が難しいのです。ですから、一行の長さは「30〜35文字」にしてすばやく改行すべきです。
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それでは、実際に、同じ文章を使って、「一行あたりの長さの違い」による「読みやすさの違い」を比較をしてみましょう。
読み比べてみれば「一行の長さが重要」だと体感できるはずです。
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文章を「ほどよい長さで改行する」には、ちょっとしたテクニックが必要になります。
よく、長いメールやメールマガジンについてはワープロソフトを使って書く方がいらっしゃいますが、
この場合、文節が変わるまで、改行が入らないので、横にダラダラと長い文章になりがちです。
こうした長すぎる文章の場合、相手が使っているメールソフトによっては、強制改行が入ってしまいます。
一行あたりの表示行数に制限があって、以下のように見苦しく改行されることがあるのです。
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