TALK SESSION 社長☓若手社員

仕事に取り組む中でそれぞれが抱えている関心事について、
若手社員5人が社長へ直接インタビューしました。
激動するICTの現状をどうとらえているのか?
その中でNTTコムウェアが進むべき方向性とは?
そして未来を担う若手社員に向けた“大先輩”からのアドバイスとは?

  • NTTコムウェア株式会社
    代表取締役社長

    栗島 聡

  • エンタープライズビジネス事業本部
    金融ビジネス部

    石丸 麻衣子

    法学部卒

  • テレコムビジネス事業本部
    アクセスソリューション部

    岩本 雄貴

    理工学部卒

  • テレコムビジネス事業本部
    SOソリューション部

    高橋 玖実

    地域政策学部卒

  • ネットワーククラウド事業本部
    サービスオペレーション部

    寺岡 憲人

    社会システム科学部卒

  • 技術企画部
    技術SE部門

    紺野 良太

    ソフトウェア情報学研究科修了

就職活動の際に知りたかった
「NTTコムウェアの今」を問う

  • 石丸
    まず初めに、ICT業界の特徴や今の潮流、その中でのNTTコムウェアの独自性や強みについて教えてください。
    栗島
    みなさんも日頃から仕事をしている中で、ハードウェアの急速な進展を実感していると思います。それに比べるとソフトウェアの進展の速度は遅い。そうした中、最近注目されているIoTやAIに関連して、“データ”の重要性が高まっています。これからは、ハードウェアの進展に対して、ソフトウェアがいかに追いつけるかが大切で、また、それをうまくビジネスにつなげていくために、データを効果的に活用していくことが求められます。その点NTTコムウェアには、国内最大の通信インフラを運用するNTTグループ各社が業務上で必要とするコンピュータシステムの開発・維持を担ってきており、常に最新の膨大なデータを収集・活用してきたという強みがあります。ICT業界において、常にデータを最新の状態に保ち、いかに有効活用するかは重要課題であり、NTTコムウェアはそこに挑戦していける会社です。
    石丸
    やはり、これまでNTTコムウェアが脈々と積み上げてきた事業そのものに強みがあるとお考えなのですね。私が就職活動を始めたとき、NTTグループの規模の大きさ、社数の多さに大変驚きました。NTTグループの主要8社として、NTTコムウェアはどのような使命があるのでしょうか。
    栗島
    私達NTTコムウェアはNTTグループのCIO補佐としてグループ全体のICTを牽引する使命があります。NTTグループの変革をICTソリューションを提供することで支えており、NTTグループ横通しの経営情報の見える化を狙った基盤システムの開発や、NTTグループの社内ネットワークを一元的に統合する基盤の提供も、実は当社が行っています。
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  • 岩本
    なるほど、NTTコムウェアはグループでも重要な役割を担っているのですね。では、NTTコムウェアの弱い部分と今後の課題について教えていただけますか。
    栗島
    NTTコムウェアは、NTTグループ各社の設備やネットワークなど、いわば根幹に関わる技術力は高いのですが、一方で自ら提案していくということがより必要になってくると思っています。これまではどちらかというと、お客様の要件を聞いてそれに応じたシステムをつくることが重要でしたが、これからは私たち自身も新しいICTの潮流のなかで、お客様に向けて提案していかなければなりません。そのためには、お客様の業務を知ることが重要です。その上でお客様が今どのような課題を持っていて、今後どうしていきたいのかを一緒に考えて、私たちの技術でそれを最大限実現していく。NTTコムウェアとしてそのような提案力を強めていかなければと考えています。
    岩本
    NTTコムウェアが提案する相手というのは、NTTグループ各社なのか、それともそれ以外のお客様なのか。それについてはどうお考えですか?
    栗島
    NTTグループの中でも、通信キャリアを事業体とする会社と、通信キャリア以外の会社の両方があります。これまではNTTグループ内の通信キャリア向けの案件が多かったのですが、今後はNTTグループの通信キャリア以外、およびNTTグループ外への提案を強化していくことも考えています。
    高橋
    NTTグループ外への提案強化の背景には、どのような狙いがあるのでしょうか?
    栗島
    世の中は今、デジタルトランスフォーメーションの時代と言われています。デジタルトランスフォーメーションとはICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念です。NTTグループのデジタルトランスフォーメーションを牽引できるのが、NTTコムウェアの強みだと思います。ですから、直接、NTTグループ外のお客様と一緒に新しいビジネスをつくっていくことも重要ですが、NTTグループ各社と新しいビジネスを起こし、さらにその先のいわゆる「BtoBtoX」ビジネスに注力していくことも重要になります。その結果、全体のバランスで見ると通信以外の案件の割合を増やすことも必要ではないかと思っています。NTTグループ内外のお客様とのビジネスが、良い形でスパイラルアップできるといいですね。
    高橋
    ありがとうございます。非常によくわかりました。

若手社員がトップに尋ねる
「NTTコムウェアの未来」

  • 高橋
    NTTコムウェアがこれから「システムインテグレータを超え、ビジネスインテグレータへ」転換していく理由をお聞かせください。
    栗島
    現在、ICTの活用はどちらかというと業務効率化が中心になっており、それはお客様にとって一つの大きなコストになっています。そうなると、とにかく低コストでものをつくってほしいということになる。これがシステムインテグレータといわれる従来型のビジネスです。しかし、これからは、ビジネスインテグレータとして、お客様と新しいビジネスをつくっていくことが重要になります。だからこそ、NTTコムウェアにとって大切なことは、ビジネスインテグレータとしてお客様に向けてICTソリューションを提案し、お客様とともに成長して、最終的に世の中にもっといいサービスを生み出していくことだと考えています。
    寺岡
    では、お客様と一緒にビジネスをつくる上で、私たちのようなNTTコムウェアの若手や、今後入社してくる若手社員に求めることや期待していることがあれば教えてください。
    栗島
    お客様に価値ある技術力を提供するためには、まず専門知識をつけてもらうことが重要だと思います。 そして次に、その専門知識を使って、これからやるべきことを自ら考えてほしいですね。さらに、多様性を尊重してもらいたい。さまざまな人、さまざまな会社、さまざまなお客様、さまざまな同業者……私たちはそれぞれ違う人たちと関わり合って仕事をしていくことになります。その違いを尊重するということが“多様性”を尊重することにつながります。そういう考えを持つ人が増えるといい会社になるのではないかと思います。
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  • 寺岡
    理想的ですね。では、働き方改革や多様性に関して、NTTコムウェアとして取り組んでいることはありますか。
    栗島
    現在、フレックス制度やリモートワークを導入し、働く時間と場所を自由にする取り組みを始めています。同時にICTを使った働き方改革も積極的に進めていきたいと考えています。また、NTTグループとしてはダイバーシティ・マネジメントの推進を強化しています。また、NTTコムウェアとしては、さらに男性も女性も活躍できる環境をつくり、最高のワークライフバランスが実現する場を積極的に提供していきたいと思っています。
    岩本
    私の所属部署ではNTTグループ向けの巨大プロジェクトに携わっている方が多いのですが、本プロジェクトの後は、その方々にはどういったビジネスに取り組んでほしいと考えていますか。
    栗島
    岩本さんが携わっているプロジェクトの大きな目的の一つは、NTTグループのICTコストをトータル的に下げることですが、もう一つの目的は、NTTグループが提供している通信サービスにおいて、もっと柔軟性を持って新しいサービスをどんどんつくって、世の中に提供していけるようにすることです。例えば、光コラボレーションもその好例です。そうした分野でぜひ、これまでに培った技術を活かしていってほしいですね。
    岩本
    ありがとうございます。

社会人の先輩として
「栗島先輩」に訊きたいこと

  • 紺野
    栗島社長は若い頃、どのような目標を持っていて、どのようなビジネスパーソンになりたいと思っていましたか。また、現在目標としていたビジネスパーソンになれていますか。
    栗島
    社会のインフラを担っているところで、大きなプロジェクトに参画できる。そんな仕事ができると面白いのではないかと思って、電電公社(当時)に入社しました。その後、金融系の大きなシステムに携わり、それ以外でもいくつか社会で実際に利用されているようなシステムに携わることができた。そういう意味では、思っていたような仕事ができたのかなと思います。ところで、紺野さんはどういう仕事がしたいのですか?
    紺野
    私も栗島社長と同じで、自分が携わった仕事が社会により還元できるような企業を選びました。
    栗島
    入社してみて、いかがですか。
    紺野
    NTTコムウェアは若手でも活躍できる場がたくさんあります。今所属している技術企画部でも、先輩社員から新しいことをやってみないかと提案していただき、先輩のサポートを受けながら、新しいことに取り組めており、大きな仕事ができているなと実感しています。
    岩本
    栗島社長が入社した当時のICT業界はどのような状況だったのですか。
    栗島
    当時はICT自体がまだまだ世の中に認知されていませんでした。電電公社も、ネットワークの交換機や電柱など幅広くいろんなことを手がけており、ICTそのものは大きな分野を占めておらず、入社した人の中でも人気は低かったです。私も実は交換機屋さんになりたかったぐらいで(笑)。入社当時のことで覚えているのは、研修時に研究所志望の人が、「私は電話機を小さくして時計みたいにしたい」と語っていたことです。30年前の当時、電話は黒くて大きくて、しかも線がついているものだったので、「そんなこと、できるわけないじゃないか」と、私は思ったのですが、今や実現していますよね。30年経つとそれぐらい技術は進化する。これからの20年、30年はもっと大きく変わっていき、私たちの想像を超えるようなことが起こってくるのではないでしょうか。そうした中で、活躍できるというのは非常に楽しいと思うし、ぜひ、皆さんには自分の想いを実現してほしいですね。
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  • 高橋
    栗島社長のお話を聞いて、ワクワクしてきました。ところで、社長がお仕事をする上で社会人として大切にしていること、経営者として大切にしていることは何ですか。
    栗島
    さきほど申し上げた、みなさんに求めることと同じで、自ら考えることと、多様性を重視することを大切にしています。加えて、地に足のついた夢を語ることを大切しています。若い頃、営業活動をしていたとき、某コンサルタント会社と競合することがあって、お客様から「NTTは夢がない」と言われたんです。一方、コンサルタント会社は、「夢があるけど、全然中身がない」と。このとき、そのお客様に「NTTは地に足のついた夢を語れ」と言われたんですね。まだまだ実現できているわけではないですが、私たち自身が本当に実現していく夢というのを常に持ち続けていくことが大切だと思っています。
    寺岡
    具体的に、栗島社長が実現したい夢はありますか?
    栗島
    AIスピーカーや新しいロボットなどが次々に生まれていますが、今はそれぞれがバラバラに動いています。NTTグループは、それらを共通的にうまくつなげられるようなプラットフォームの構築を目指していかなければなりません。それをNTTコムウェアが牽引していければいいなと思っています。
    石丸
    ちなみにプライベートな夢はありますか?
    栗島
    もう少し時間ができたら、乗馬を習いに行って、かっこよく馬に乗って草原を走れるようになりたいです。
    石丸
    それは楽しそうですね(笑)。最後にこれから入社するみなさんへメッセージをお願いします。
    栗島
    NTTコムウェアには、自分がやりたいことを自ら取り組むことのできる風土があります。そして自らの成長が、会社の成長にもつながっていくことが実感できる会社でもあります。自ら成長して、世の中に貢献していきたいというチャレンジ精神を持った人に入社していただけると、NTTコムウェア、ひいてはNTTグループ、さらには日本、世界全体を成長させていくことができると思いますので、ぜひ、志のある人にチャレンジしていただきたいです。

※記事内容は取材当時のものです。

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