INTERVIEW
テレワーク標準化を
堅牢に支える
セキュリティ基盤の最前線
TS
テクニカルスペシャリスト
TANAKA TEPPEI
田中 哲平
2021年度入社
社会システム科学部 卒
学生時代は野球一筋で、当初は「スポーツ×ICT」の分野に関心がありました。しかし、就職活動を通じて、まずはICTの根幹であるインフラの知識を固め、あらゆる分野で通用するエンジニアになりたいと考えるようになりました。当社を選んだのは、長年通信インフラを支えてきた実績と高い技術力に魅力を感じたからです。
若手のうちにエンジニアとしての基盤となる力を身につければ、将来どのような業界でも活躍できると考えていたため、初期配属ではNTTグループを支える通信システム関連プロジェクトへの配属を希望しました。入社前、エンジニアといえばPCに向かって黙々と作業するイメージを抱いていましたが、実際はお客様への説明や社内調整などを行う場面も多々あり、想像以上に人と対話する場面が多く、良い意味でのギャップを感じています。

インフラの経験を積む中で、システム開発やサービスのすべてにセキュリティが関連していると実感しました。DXが進む現代において、セキュリティ分野は決して廃れることがなく、むしろ重要性は増す一方だと実感しています。自分自身の中で核となる技術力を身につけたいと考え、自ら希望して現在の領域へ進みました。
私たちが手掛ける「セキュアFAT」は、テレワーク標準化を支える業務基盤であり、安全性が生命線となります。昨今はサイバー攻撃の被害も多く、情報漏洩や不正アクセス等のセキュリティインシデントが発生するとお客様の業務に多大な影響を与えかねません。「利用者の皆様の安全な業務環境を提供し日々の業務を支えている」という強い責任感を持って日々の業務に臨んでいます。また、トラブル発生時の初動を間違えないスピード感も常に意識しています。
この分野は技術の進化が速く、知識のアップデートが欠かせません。プライベートでも自宅PCに検証環境を構築して最新技術を試すなど、日々セキュリティ技術に触れることの楽しさを実感しながら探究心を深めています。入社時点の知識量よりも、「知りたい・学びたい」といった意欲こそが成長の鍵になると確信しています。
野球観戦に行くことが好きです。出身地である福岡の地元球団を応援していますが、最近は日本人選手が活躍するMLBの試合を観るのも楽しみの一つになっています。球場で飲むビールは格別に美味しいですね。野球も仕事も、チーム一丸となって目標へ向かうプロセスに共通の魅力を感じ、日々を全力で楽しんでいます。
NTTグループ各社が利用する社内OA環境「セキュアFAT」の導入推進と運用を担当しています。NTTグループとして定められたセキュリティ基準を満たしつつ、場所を問わず安全に業務ができる環境を提供するサービスです。チーム全体では数万人のユーザーを支えていますが、私はその中で数千人規模の企業様を担当しています。
担当案件の難しさは、統一されたセキュリティ基準を保ちつつ、各社で異なる業務要望に応える点です。私は「まずは お客様のご要望を受け止める」ことを大切にしています。一度社内に持ち帰り、守るべきセキュリティ基準は維持したまま、代替案を模索します。
単にシステムやサービスを提供するだけでなく、お客様との対話を重ねて信頼関係を築き、お客様にとっての最適解を導き出すことや、技術的な裏付けを持って、お客様のビジネスを根底から支えるプロセスに、テクニカルスペシャリストとしてのやりがいを感じています。

入社4年目の後半にリーダーとなり、チームの意思決定プロセスに関わるようになりました。特に印象深いのは、サービス導入を担当していた2社のプロジェクトを同時に完遂させた経験です。
工期が佳境に差し掛かった時期に、チームの体制変更等により、それまで以上に対応が難しい状況になりました。「自分がやるしかない」と腹を括り、限られたリソースの中で、プロジェクトの関係者と対話する機会を継続的に設けて認識合わせを行うなど、粘り強く調整に奔走しました。
その結果、2社とも無事にサービスの導入を完遂することができました。困難な状況から逃げずにやり抜く覚悟と、周囲を巻き込んでプロジェクトを推進する力が、この経験を通じて大きく磨かれたと実感しており、指示を仰ぐ立場から、自ら仮説を立ててチームを導く立場への転換期になったと感じています。これまで以上に責任の重さは増しましたが、自分で舵を取る今の仕事が、エンジニアとして最も面白いと感じています。
将来はプロジェクトマネージャー(PM)として、より大規模な案件を牽引する存在を目指しています。PMは、プロジェクトの全体管理が主な仕事となりますが、その中でも確かな技術力と現場感覚を兼ね備えたPMを目指しています。その理由は、技術的な難易度を正しく理解していれば、より精度の高い工数見積や、メンバーへの的確なフォローが可能になると考えているためです。
現在は5年目となりますが、まだまだ技術への探究心は尽きません。今後は「ヒト・モノ・カネ」に関するマネジメント知識を習得しつつ、要点を的確に伝えるプレゼンテーション力も磨いていきたいです。
技術力という確かな裏付けを持ちながら、仲間の気持ちにも寄り添える。そんな安心感と信頼を兼ね備えたリーダーになることが、現在の目標です。培ってきた経験を活かし、チーム一丸となってより高い価値を社会に提供していきたいと考えています。

「挑戦を後押しする文化」と「誠実さ」に魅力を感じています。年次を問わず、挑戦したいという声を上げれば応援してくれる風土があり、私自身も入社4年目で担当案件のリーダーを任されました。意欲さえあれば、継続的に成長できる環境が整っています。
また、社員の多くが「自社の利益」以上に「お客様にとっての価値」を第一に考えています。自分の利益だけを追うのではなく、誠実にお客様本位で仕事に向き合う姿勢に、深く共感しています。
現在はリモートワークが中心ですが、チームワークは万全だと感じています。困ったときには「いつでも会話可能」な雰囲気があり、日々チームで行っているミーティングでも、対面以上のスピード感で課題や不安を解消できています。全員が同じ方向を向いて目標達成に挑む姿勢は、私が打ち込んできたスポーツとも通ずる部分があると感じています。
※記事内容は取材当時のものです。