AM
アカウント
マネージャ

お客様のニーズを
ヒアリングし、
ゼロから具現化。
全社的な施策へと導いていく

interview 03TOMISHIMA
RISA

富島 梨早

2014年入社
文化構想学部卒

お客様のニーズをもとに、
イチから実現方法を考える

入社からこれまでのキャリアを教えてください。

入社後は主にNTTグループ向けのビジネスを展開している部署にアプリケーションスペシャリスト(AS)として配属となり、既存システムの保守・開発に携わりました。開発と営業が一緒になった製販一体の部署であり、入社2年目から参画した新規システムの開発プロジェクトに、入社3年目からはアカウントマネージャ(AM)として携わるようになりました。次のビジネスにつながるような新規性の高いシステム開発や、試験工程のサブリーダなど、良い意味で背伸びさせてくれるレベルの高い業務を任せてもらえました。
入社3年目の夏からは金融、流通・サービス、公共などのお客様に対してビジネス展開を行うエンタープライズビジネス事業本部に異動となりました。金融ビジネス部では、金融業界の法人顧客に対してシステムやサービスを提供しています。私はAMとして大手の外資生命保険会社のお客様のアカウント営業を担当しました。 そして入社6年目からは、商品企画や新規ビジネスの企画・推進を担当するチームの再編時にスタートアップメンバーとして加わり、RPAソリューションツール「WinActor」をはじめ、企画したソリューションのAMとサービスクリエータ(SC)を兼任するようになりました。

AMとしての仕事のやりがいについて教えてください。

私はもともと営業を希望して就職活動を行い、当社に入社しました。私がやりたかった営業とは商品主体の提案ではなく、お客様のニーズをヒアリングして、オーダーメイドで実現方法を考える仕事です。これまで、まさに期待していた通りの仕事を経験できています。
現在の業務において私が得意とするスタイルは、まだ具現化していないものを可視化して、お客様に提案すること。こうしたスキルは、新規性の高いプロジェクトを通じて大きく伸ばすことができました。若手の声を尊重してくれる風土があり、これまでにもチャレンジしたいことを周囲に伝えると、何かしらの形で後押しをしてもらってきた実感があります。若手であっても、チャレンジする機会を与えてくれる環境がありがたいです。

AMの常識が大きく変わった
一大プロジェクト

AMとして大きく成長できたと思えた仕事は何ですか?

入社3年から担当した、大手外資系生命保険会社のお客様のプロジェクトです。そのお客様は外資系ということもあり、先進的な取り組みに非常に関心が高い企業でした。ある時、海外でトレンドになっているクラウド型のITサービスマネジメント製品を導入したいというご相談をいただきました。しかし、当社では扱った事例のない製品であり、私たちのチームはまずSaaS(※1)ビジネスのマーケット調査を行い、製品のポジショニング把握やビジネス拡大予測から開始しました。
当社内での前例がないことはもちろん、日本でのビジネス拡大途中で、日本語のドキュメントがない、といったこともありました。本当にチャレンジすべきなのかという議論から始まりましたが、最終的には今後業界全体で製品のニーズが高まるという仮説を立て、他組織を巻き込みながら全社的な技術者育成と製品ベンダーとのパートナー契約締結を実現しました。

全社的に展開していく上で、どのような苦労がありましたか?

大規模なプロジェクトであったため、他組織や開発を巻き込みながら推進することは容易ではありませんでした。私自身も開発の経験があるからこそわかりますが、営業と開発が同じ方向性を見ていないと、プロジェクトは上手く進みません。私たちのチームは、この製品はNTTコムウェアの今後の事業成長において絶対に必要な全社施策だと訴え、方向性を一体化していきました。
このプロジェクトを通じて、私の中でのAM像は根本的に変わりました。それまでの私にとってAMの仕事といえば、担当のお客様を訪問して提案、受注という一般的な営業のイメージに留まっていました。ですが、AMは目の前のプロジェクトの提案や受注だけでなく、視野を広げることで全社的な施策をリードする可能性もある、影響力の大きな仕事なのだと気づけました。

AM経験を活かし、
NTTコムウェアの可能性を開拓する

今後の目標を教えてください。

私は昔から飽き性で(笑)。ひとつの領域を深く掘っていくよりも、常に新しいことに挑戦し続けることに魅力を感じます。業務においても、お客様や社内に新しい風を吹き込める新規性のあるプロジェクトに高いモチベーションを感じます。
現在、私はAMとSCを兼任していますが、今後はSCとしての色合いも強めて、新しいビジネスの起点を生み出したいと考えています。若手のうちに営業と開発の両方を経験したこと、様々なプロジェクトを経験してきた幅広い知見は、SCとしても必ず活かせるはずです。
AMの経験を通じて、お客様や市場におけるNTTコムウェアのプレゼンスをもっと高めたいという想いも抱くようになりました。今後は他企業とのコラボレーションも視野に入れながら、NTTコムウェアの新しい可能性を開拓し、オリジナルの魅力を確立したいと考えています。

1DAY SCHEDULE

  • メールチェック、一日の予定とタスクを確認
  • お客様や営業からの問い合せに対応をしつつ、午後に向けた方針を相談
  • チームや同期と一緒にランチ
  • お客様とミーティング
  • チーム内でディスカッション
  • ディスカッション結果をもとにチームで戦略を策定
  • 提案書や報告資料の作成
  • 終業

OFF STYLE

年間20日の有給休暇を利用し、休みには友人と様々な場所へ足を運んでリフレッシュしています。オーストラリア旅行では、スカイダイビングに挑戦しました。空と海が青く綺麗で、グレート・バリア・リーフを臨みながら浴びる風がとても気持ち良かったです。その他にも、会社の先輩や同期とキャンプやバーベキューをしたり、大学の友人とご飯やドライブに出かけたりと、オフを楽しんでいます。

※ 「WinActor」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
※ その他、記載されている社名、商品名などは、各社の商標または登録商標である場合があります。
※1 SaaS:Software as a Serviceの略。サービス提供者のサーバにソフトウェアを置き、利用者はインターネット経由で必要なサービスのみを利用するというサービスの提供形態、あるいはこうした形態を実現するソフトウェア。
※記事内容は取材当時のものです。

INTERVIEW