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2001.10.18 |
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電子カタログ・コンテンツマネジメントの新会社
「株式会社リアライズ」の設立について
- NTTデータの社内ベンチャー"TOP PAGE"から「株式会社リアライズ」へ本格事業化 -
株式会社NTTデータ
大日本印刷株式会社
NTTコムウェア株式会社
i2テクノロジーズ・ジャパン株式会社
SAPジャパン株式会社
株式会社CSK
株式会社NTTデータ(代表取締役社長 青木利晴)、大日本印刷株式会社(代表取締役社長 北島義俊)、NTTコムウェア株式会社(代表取締役社長 松尾勇二)、i2テクノロジーズ・ジャパン株式会社(代表取締役会長兼社長CEO 中根滋)、SAPジャパン株式会社(代表取締役社長 藤井清孝)、株式会社CSK(代表取締役社長 青園雅紘)の6社は、BtoB電子商取引向けの電子カタログ・コンテンツを管理・運営、集配信する新会社「株式会社リアライズ」を10月19日に設立します。
これまでNTTデータが社内ベンチャーとして取り組んできた電子カタログ情報提供サービス『TOP PAGER(R)』を新会社の母体とし、その電子カタログデータベースをコアに、様々なBtoBプラットフォーム上で活用できる電子カタログ・コンテンツの提供を目指します。
※各社の記載順は、出資比率及びアルファベット順によります。
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【新会社設立の背景】
企業におけるITを活用した業務改革の推進に伴い、従来、紙のカタログや見積書でやり取りされていた商品情報の電子化が進展しつつあります。この電子化された商品情報は、商品が発売されてから顧客企業で使用されるまでのビジネスプロセス全てに関係します。商品のサプライヤにとっては、数万点にも及ぶ商品情報を電子カタログとして管理・更新するために膨大な作業が発生しています。
一方、バイヤにとっては、商品の検索や特定、サプライヤ間での比較参照を行うことが煩雑になっていると同時に、フォーマットの不統一や仲介段階での独自コード採番などにより、調達部門でのカタログ・コンテンツのメンテナンスやそれらの管理コストの増大が大きな課題となっています。
こうした状況を抜本的に改善するため、BtoB電子商取引に関連する全ての関係者にとって使い勝手の良い電子カタログ・コンテンツが求められています。
NTTデータの電子カタログ情報提供サービスであるTOP PAGE(http://www.toppage.ne.jp)は、IT機器・市販ソフトウェア・オフィスMRO関連では日本最大級の電子カタログ情報提供サービスです。既に、1,300社以上のメーカの30万件にのぼる電子カタログ・コンテンツを蓄積しており、NTTグループ主要各社、流通大手各社をはじめポータルサイト、ECサイトで活用されています。
ある導入企業での試算では、購買部門におけるカタログ・コンテンツのメンテナンスや管理作業に要していた稼働を低減することにより、20%〜40%程度のコスト削減効果が表れております。
今般、このTOP PAGEによる電子カタログ情報提供サービスの実績を有するNTTデータと、企業の購買プラットフォーム構築等のノウハウを持つ大日本印刷、NTTコムウェア、i2テクノロジーズ・ジャパン、SAPジャパン、CSKの6社が共同で事業会社を設立することにより、電子カタログ・コンテンツを集約して整備・管理し、配信するという「電子商取引におけるコンテンツインフラ」としてのビジネスモデルを本格事業展開してまいります。
【新会社の事業概要】
1.サービス概要
コンテンツ電子化に関するコンサルティング・サービス
商品情報の電子カタログ化およびその導入に関するコンサルティングを行います。
電子カタログの製作、管理、配信サービス
商品情報を電子カタログデータベース化し、その情報を最新状態で管理するとともに、情報配信を一体化して行うサービスを、電子カタログ制作に実績のある大日本印刷、CSKと協調して提供してまいります。
電子カタログと様々な電子購買プラットフォーム/基幹系システムとの連動に関するシステム開発、およびシステム開発支援業務の受託
NTTコムウェア、i2テクノロジーズ・ジャパンおよびSAPジャパンが供給する電子購買プラットフォームやERP等の企業内の購買システムなどと、電子カタログとの連動に関するシステム開発または開発支援の受託を行います。
マーケティング情報提供サービス
TOP PAGEに蓄積された電子カタログへのアクセス件数等、バイヤのニーズに関するマーケット情報をサプライヤに提供します。
上記に関する業務支援ASPサービス
2.サービスご利用のメリット
サプライヤのメリット
・商品情報配信の効率化
・販売機会の増大
・電子カタログ製作・管理コストの削減
バイヤのメリット
・購買処理にかかる所要時間の短縮
・購買部門の電子カタログ維持・管理にかかるコストの削減
・購買履歴の把握および比較購買の推進による調達コストの削減
3.販売方針
新会社は、電子カタログ・コンテンツを直販するほか、電子カタログ・コンテンツと連動した購買システム等のシステム開発を行うSI会社との間で販売パートナー契約を締結させていただき、チャネル販売も展開していく予定です。
【新会社の概要】
(1) 社名
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株式会社リアライズ(英文名称:Realize Corporation)
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(2) 設立 |
平成13年10月19日(同日に営業開始) |
(3) 所在地 |
東京都江東区豊洲4丁目1番地23号 TB豊洲ビル5F |
(4) 役員等 |
代表取締役社長(非常勤) 荒田和之
代表取締役常務 篠崎哲雄
取締役 大西浩史
監査役(非常勤) 山野義彦
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(5) 主な事業内容 |
・コンテンツ電子化に関連するコンサルティング・サービス
・電子カタログの製作、管理、配信サービス
・電子カタログと基幹系等を連動させた企業情報システムの開発、 および開発支援業務の受託
・マーケティング情報提供サービス
・上記に関連する業務支援ASPサービス |
(6) 資本金 |
3億円(資本準備金3億円) |
(7) 出資比率 |
NTTデータ --- 63%
大日本印刷 --- 15%
NTTコムウェア --- 8%
i2テクノロジーズ・ジャパン --- 5%
SAPジャパン --- 5%
CSK --- 3% |
(8) 従業員数 |
10名(設立時) |
(9) 売上目標 |
約30億円(5年目) |
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※ TOP PAGEは、(株)NTTデータの登録商標です。
※ 株式会社リアライズのサービス・ブランドとして今後とも活用してまいります。 |
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