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2002.07.03 |
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SOBAプロジェクト「SOBA Conference at QUEST HALL」開催
京都大学、慶応義塾大学、東京工業大学、東京大学、早稲田大学の各研究グループとオムロン株式会社、NTTコムウェア株式会社で構成する産学協同の「SOBAプロジェクト」(ソーバ = Session Oriented Broadband Applications、事務局:京都市左京区、代表:京都大学・中島玲二教授)は9日、東京都渋谷区の原宿クエスト・ホールで、参画各大学と企業の関係者による講演と、「SOBAフレームワークα版」をデモンストレーションで紹介する「SOBA Conference at QUEST HALL」を開催いたします。
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 コンファレンスでは、SOBAプロジェクト代表の京都大学・中島玲二教授によるプロジェクトの紹介、慶應義塾大学・國領二郎教授による「協働モデルとしてのオープンソース」、東京工業大学・柴山悦哉教授による「P2P、ブロードバンドのセキュリティ」、早稲田大学・二村良彦教授による「学生に優しいチューターリング・システム」など、SOBAプロジェクトに関係したテーマの講演会を開催します。また、デモンストレーションでは、メーカーの営業企画部門、技術開発部門、工場部門が「SOBAフレームワークα版」を利用しディスカッションするシーンを例にとり説明します。講演会終了後は、講演者と聴講者がフランクに話す場としてカクテルパーティを開催します。
SOBAプロジェクトでは5月24日、「SOBAフレームワークα版」に関する記者発表会を開催、報道機関各社様の報道を通じ多くの反響を呼び、コンファレンスには大手企業、その研究所、ベンチャー企業、大学などから約300人の応募をいただきました。
「SOBAフレームワーク」は、インターネット上の共有空間を自由自在に作り出すことや、作り出した空間を利用者の要望に応じて簡単に変化させたり、映像や音声などのストリーミングデータや各種アプリケーションをリアルタイムに共有することができます。基本技術にサーバを介さずインターネットにつながったパソコンが同等な立場で相互に情報を交換する「P to P」を据え、ネットワーク上の共有空間を状況に応じて生成、統合、分割、継承、消滅させる「ダイナミック・マルチセッション」を中核とした、高度なコミュニケーションを実現するアプリケーション作成のためのフレームワークです。また、プログラミングや通信に関する専門的な知識を必要とせず、個人が容易に好みのコミュニケーション・アプリケーションを作成するための機能を有しています。
SOBAプロジェクト「SOBA Conference at QUEST HALL」開催概要
日 時 |
7月9日(火)午後1:00〜6:00 |
場 所 |
HARAJUKU QUEST HALL(原宿クエスト・ホール)
東京都渋谷区神宮前1−13−14
(JR山の手線 原宿駅、営団地下鉄 千代田線 明治神宮前駅)
TEL:03−3470−6331(代表) |
参加費 |
無料 |
プログラム |
開会の挨拶(13:00〜13:15)
オムロン株式会社 取締役副社長 市原 達朗
講演「SOBAプロジェクトのめざすところ」(13:15〜13:30) 京都大学 数理解析研究所教授 中島 玲二
講演「協働モデルとしてのオープンソース」(13:30〜14:15) 慶應大学ビジネススクール教授・慶應義塾大学 経営管理研究科教授 國領 二郎
講演「SOBAアーキテクチャ」(14:30〜15:15) 京都大学 数理解析研究所助手 ジャック・ガリグ
講演「P2P、ブロードバンドのセキュリティ」(15:15〜15:30) 東京工業大学 情報理工学研究科教授 柴山 悦哉
講演「学生に優しいチューターリング・システム」(15:30〜15:45) 早稲田大学 理工学部情報学科教授 二村 良彦
講演「SOBAプロジェクトのビジネスモデル」(16:00〜16:15) NTTコムウェア株式会社 取締役・ビジネスイノベーション本部・ビジネス企画部長 長野 宏宣
アプリケーショングループ募集のご説明(16:15〜16:45) SOBAプロジェクト事務局 懇親会「SOBAフレームワーク・デモンストレーション&カクテルパーティー」(16:45〜18:00)
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【原宿クエストホール最寄駅からのご案内】
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