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報道発表 ニュース

2002.11.05  

ソフトウェア開発プロセスの成熟度の客観指標となる「CMMレベル3」達成

NTTコムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア、本社:東京都港区、代表取締役社長:松尾勇二)は10月31日、国内外のソフトウェア開発市場における競争力向上を目指し、プロセス改善を図り、ソフトウェアCMM(Capability Maturity Model)レベル3(以下、CMMレベル3)の認定を取得しました。

【認定レベルと認定対象】

今回認定されたのは、ソフトウェア開発のプロセスを文書化、標準化、統合化し定性的な管理が実行できている「CMMレベル3」で、認定の対象は当社でシステム開発を担当するシステム本部のパイロットプロジェクト約300人です。当社では今年1月より、パイロットプロジェクトによりCMM導入を進めプロセス改善を図ってきました。通常CMMレベル3に認定された企業の、検討から認定までの平均期間は21ヶ月ですが、NTTコムウェアは約9ヶ月で取得しました。これは、ソフトウェア開発の標準化、生産性向上技術の蓄積など、当社がこれまで培ってきた実績により、短期間での認定につながったといえます。


【認定までの経緯】

当社では日頃から、BSC(Balanced Score Card)等の活用を含め、各プロジェクトの生産性や品質を向上させるための技術開発、環境の整備、さらには安定した開発能力を向上、維持できるようプロセス改善に取り組んでおり、1997年にはISO9001を取得しました。今回、市場競争の優位性を高めるため、より客観的にその能力の評価が可能なCMMの導入によりプロセス改善に向け取り組みました。


【今後の取り組み】

当社では、2003年7月にはシステム本部全体、約3,000人にCMMレベル3の認定を拡大していきます。並行して社内外のソフトウェア開発プロセス改善活動のリード役が担えるよう、リードアセッサ資格を取得し、さらにはCMMにシステムエンジニアリングを加えたCMMI(Capability Maturity Model Integration:CMM統合)に基づくプロセス改善も展開していきます。


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