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- 企業のIP電話機導入コストを大幅に低減 -


報道発表 ニュース

2003.10.03

ソフトスイッチ「SS70V」ソリューションに低価格IP電話機を追加
- 企業のIP電話機導入コストを大幅に低減 -


 NTTコムウェア株式会社(以下 NTTコムウェア、本社:東京都港区、代表取締役社長:松尾勇二)は、IPベースの次世代ネットワークソリューションシリーズNEXIPT(ネクシプト:NEXTとIPの造語)のソフトスイッチ「SS70V」ソリューションに低価格IP電話機を追加ラインナップしました。ビジネス用IP電話機としては業界最低水準の1台あたり1万円台前半という価格で、10月10日から販売を開始します。

【ソリューションの特長】

 ソフトスイッチ「SS70V」ソリューションに追加ラインアップするIP電話機はソフトスイッチとの連携で、発着信、保留、転送、外線・内線鳴分け、リダイアル、スピーカ、受話器音量調節、小型液晶ディスプレイへの発信者情報表示はもちろん、ホットライン、オートコンフィグレーション(*1)、NAT/FireWall/DHCP(*2)対応など、様々な機能を実現し、低価格ながらビジネスシーンで十分に活用できる機能を備えています。通信プロトコルにはIETF(*3)で規定されているSIP(*4)を採用し、将来的な追加サービスなどにも柔軟に対応可能です。低価格I P電話機の追加ラインナップにより、企業におけるIP電話導入コストを大幅に低減します。
 IP電話機は日本のオフィスシーンにフィットする縦型のスリムなスタイル、白を基調としたカラー、従来からあるデジタルフォン相当のサイズ(縦24cm×横18cm×高さ13cm=ハンドセット装着時)で、既存PBXからのシームレスな移行が可能です。


【ソリューション展開】

 「SS70V」ソリューションはソフトスイッチを中核に、通話料管理やトラヒック制御システム、構内PHS、ゲートウェイ、IP電話機を統合し、ビジネスシーンで高度なコミュニケーション環境を実現します。これまで多機能 IP電話機と組み合わせ、内線通話、保留、転送、ピックアップ、同時鳴動、発信者情報通知、コールウェイティングなどはもちろん、電話会議、ボイスメール、ユニファイドメッセージ(*5)などの多彩な拡張サービスを提供してきました。今回追加ラインナップする低価格IP電話機と従来からの多機能IP電話機と利用シーンに応じて自由に組合せられるため、幅広い顧客ニーズに柔軟に対応することが可能になりました。適用例として、オフィスのナレッジワーカには多機能IP電話機を、受付、会議室、工場などには低価格IP電話機を設置するなどが考えられます。


【「SS70V」の実績】

 NTTコムウェアは、IPベースの次世代ネットワークソリューション「NEXIPT」を戦略ソリューションと位置づけ市場展開しています。NEXIPTを構成するソフトスイッチ「SS70V」ソリューションは、企業におけるIP-PBXとしての導入はもちろん、通信事業者が導入することで、企業ユーザに対してVoIPによる多彩な機能をホスティングする「IPセントレックス」サービスが提供できます。ソフトスイッチのプラットフォームには米国VocalData社のキャリアグレードソフトスイッチVOISSを利用しており、1システムで最小100内線から最大10万内線まで対応します。国内で2002年初頭の販売開始から現在まで、合計25,000回線を超える販売実績を有します。


【ボーカルデータ社概要】

 ボーカルデータ社(VocalData,Inc.)は、米国テキサス州のリチャードソンに本社を置く独立系ソフトウェアベンダで、Intermedia Communications、Kancharla Corporation、Go-Comm,Inc.など、北米を中心に通信事業者10社以上への導入実績があり、キャリアグレードソフトスイッチの分野において、業界で最も注目されているベンダの一社です。1998年の創立以来、最先端のVoIPシステムを提供し、その高い技術と豊富な機能で高い評価を得ています。
http://www.vocaldata.com/


【用語解説】

*1 オートコンフィグレーション
本体サーバーに設定した設定情報をIP電話機に自動でダウンロードする機能。
*2 NAT/FireWall/DHCP
NAT (Network Address Translation):RFC1631で規定されたアドレス変換方式。
FireWall:ネットワークの境界に設置し、外部からのアクセスを設定に応じて制限するセキュリティシステム。
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol):動的IPアドレス割当てのためのプロトコル。クライアント起動時にIPアドレスを取得。
*3 IETF(Internet Engineering Task Force)
インターネットの世界における各種技術(プロトコルなど)を議論する場としての組織。議論の結果はRFC (Request for Comments)として発行される。
*4 SIP(session initiation protocol)
IPネットワーク上で、電話の呼の設定を実現するためのテキストベースのアプリケーション層プロトコル。 インターネットアプリケーションとの親和性の高さからVoIP機器に広く利用され、急速に市場に浸透しており、VoIPの標準プロトコルになると目されている。
*5 ユニファイドメッセージ
ボイスメールを電子メールに添付し送付するなど、異なるメディアを同一ネットワークやサーバーで管理しアクセスできる。

※記載の商品及び会社名は、各社の登録商標または商標です。


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