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1999.12.02 |
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年末年始のコンピュータ2000年問題危機管理に向けた大規模予行演習を実施
NTTコミュニケーションウェア株式会社(以下、NTTコムウェア、本社:東京都港区、代表取締役社長:三原種昭)は、年末年始のコンピュータ西暦2000年問題(以下、2000年問題)対策を万全のものとするために、平成11年12月3日、危機管理を想定した大規模予行演習を実施いたします。
本演習は、NTTの巨大通信網を支えるものとしてNTTコムウェアが開発しサービス提供、運用管理している各種システム(メンテナンス&オペレーションシステム、ノード系システム、顧客料金系システム)など、当社開発システムのうち年末年始も休まずに稼動しているもの全てを対象に行うものです。また、NTT4社(持株会社、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ)の協力を得て実施いたします。
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<目的>
NTTコムウェアでは、これまで、コンピュータ通信システムの一翼を担う立場から、2000年問題を重大な経営課題として受け止め、今夏までに、システムの総点検、修正作業、事業者間模擬テスト、危機管理計画策定を完了させました。
しかし、様々な端末やユーザがアクセスする巨大ネットワークのコンピュータ・システムにおいては、どんなに十全な対策を施しても「絶対に安全」と言い切ることは困難です。そのため、万が一問題が発生した場合に備え、すみやかにシステムの復旧を図る危機管理体制の構築が不可欠となります。
本演習は、2000年問題の発生する危険性が最も高いクリティカルデイトである年末年始の特別警戒体制を万全のものとするために、その最終的な点検を目的に行うものです。事業部にまたがる複数故障が発生した場合を想定した重要故障対策体制の確立、効果的な情報連絡方法についても、実践さながらの演習を行います。
<対象システム>
コムウェア予行演習
特別警戒体制:年末年始運転する当社開発システムのすべて
重要故障対策体制:NTT通信網を構成する各種システム(メンテナンス&オペレーション、ノード系、顧客料金系)
<演習概要>
一般の災害・事故と同じく、2000年問題に対する危機管理においても大きな比重を占めるのが、通常時および故障発生時における正確かつ迅速な連絡体制の確立です。
本演習では、特別警戒体制における定期報告、および重要故障対策体制への移行、速やかなる回復措置の実施に重点を置いて、危機管理計画(体制編)で策定した情報共有、情報連絡ルートの最終点検を行います。
<実施日時>
平成11年12月3日(金) 14:30〜16:30
*15:00を平成12年1月1日午前00:00と想定
<実施場所>
特別警戒体制
特別警戒本部:五反田第2ビル3F
各事業(本)部・支社情報連絡室:各事業(本)部・支社が指定した場所
重要故障対策体制
2000年問題対策本部:五反田第2ビル3F
現地2000年問題対策本部:五反田第1ビル6F
<参加者>
特別警戒体制
特別警戒本部:本部長、副本部長、総括G
各事業(本)部・支社情報連絡室:情報連絡室長、連絡G
重要故障対策体制
2000年問題対策本部:本部長、副本部長、総括G
現地2000年問題対策本部:本部長、副本部長、総括G、重要故障対策演習に参加するプロジェクト担当者
総勢 約250名
<今後の予定>
本演習による訓練成果をもとに、年末年始はもとより2000年1月1日以降のクリティカルデイトについても万全の体制で特別警戒を実施し、万一に備えます。
なお、当社「2000年対策室」は2000年4月まで存続させることが決定しています。
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