レンズ付きフィルムが登場した時は、「カメラもとうとうここまで来たか」という印象を持ちました。ところがデジタルカメラの出現で、写真を撮るということが、より身近で手軽な行為になりました。
最近は生活の一部、体の一部であるかのように楽しむ方が、大勢いらっしゃるようです。自分で編集やら修正を施し、楽しむ範囲も広くなりました。ただ画素数を含め、高性能高品質になると映像のきめ細かさに、実物の粗さがより目立ってしまうという、やや愚痴めいた溜め息が聞こえてくるようです。”ファジー”という言葉が流行った時代がありましたが、鮮明さを追求する反面、良い意味でのぼかしも心のどこかで欲しているようですね。
ブログにでも載せるのでしょうか。食事の時に習慣化され、食べる前に料理の写真を撮っておく。これは、近頃多く見かける風景となりました。
特選句は他の多くの作品にはないところに着目して、その光景が映像に浮かんで「ふふふ」と笑みがこぼれるようです。
「トリミング妻は主役の座を奪い」 立川談幸
編集部より
惜しくも選を逃した名（迷）句から編集部が選んだ今月の「編集部のエコひいき」。
「持って帰って良いのは思い出だけ、とって良いのは？ 写真だけです」。国立公園へ向かうバスガイドのお決まりの台詞ですが、写真に残っていない思い出の方が美しい場合も。掲載された方にはCOMZINE特製エコバッグを進呈します。
川柳は「五・七・五」という十七音字のリズムを大切にします。
原則として、口語体で作る、「や」や「けり」などの切れ字は使わない、などの約束事がありますが、俳句と違って季語や切れの制約はありません。
特に最近では、句全体のリズムを壊さなければ、字余り、字足らずも認められています。一呼吸でスムーズに読めることが大切とされます。
なお、本コーナーには「IT」をテーマにした川柳という応募条件がありますので、この点にもご留意下さい。
毎月、ITに関連するお題をお知らせしますのでそのお題から自由に発想して、一句ひねってください。入選された方々には川柳生活の友「句戔＆筆ペン」を、その中から、見事、特選に輝いた方にはCOMZINE編集部が選んだ「今月の特選賞」を進呈いたします。更に、一年間の特選12句から「ベスト・オブ・IT川柳」のグランプリに選ばれた方へは豪華賞品をお贈り致します。皆さん奮ってご投句下さい。なお、第7回ベスト・オブ・IT川柳の投票は締め切りました。たくさんの投票、ありがとうございました。グランプリは、2010年6月10日COMZINE特設ページにて発表いたします。
2010年８月号に掲載される川柳のお題は…?
機関車よりも速かったのはスーパーマン。弾丸よりも速かったのはエイトマン。光速と言えば･･･エスパー！ 古すぎますね、失礼しました。今や通信回線でかつてのヒーローを簡単に呼び出すことが可能です。
今回のお題は『光』です。
※締め切りは６月24日、発表は2010年7月23日更新８月号となります。
＊作品の著作権は、すべてNTTコムウェアに帰属するものとします。無断での転載、使用はご遠慮下さい。
シューズの中にチップを装着して自分のランニングを管理。距離、ペース、走行記録をUSBでダイレクトにPCへ送信できて、ボタン一つでランニング途中もペースを確認。防水設計で普段は腕時計としても使用可能。ランニングを始めるきっかけのために是非一句。
＊使用には別途、NIKE＋対応のシューズが必要となります。
