情報セキュリティ大学院大学副学長・経済学博士
1941年台湾生まれ。63年東京大学法学部卒業後、日本電信電話公社入社。民営化に当たって計画局総括課長、続いて総裁室企画室調査役として活躍。NTTとなってからは専用回線事業部長、NTTアメリカ社長などを歴任。
91年に京都大学で経済学博士を取得。96年、NTT退社、97年から慶應義塾大学教授、Glocom特別研究員に就任し、技術標準、知的財産、メディアのあり方などをめぐる法と経済学、情報セキュリティなどの分野で精力的に研究発表を行っている。
著作権問題では、99年に「デジタル創作権」(dマーク)を提唱した。
2004年から新設された情報セキュリティ大学院大学(横浜市)の副学長に就任、情報セキュリティに通じた実務家の養成に取り組んでいる。
主な著書に『ネットワーキングの経済学』(NTT出版、1989年、経済学博士号取得)、『電子情報通信産業』(電子情報通信学会、
2002年)、『著作権の法と経済学』(編、勁草書房、6月下旬出版予定)。
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