ページ内移動ナビゲーション
  1. ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1
  2. 本文へ移動 (アクセスキー 2)2
  3. カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3
  4. サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4

報道発表

組込みLinuxサーバ「L-Box」を用いた指紋認証型マンション入館システムを開発
―各戸から指紋登録・管理が可能で、マンション集合玄関とも連動―

 NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井郁次、 以下 NTTコムウェア)は、マンション各戸の玄関ドアにLinuxサーバを組込み、遠隔での指紋照合を可能にした「指紋認証型マンション入館システム」を株式会社シーモン(本社:東京都港区、代表取締役:三好満国、 以下 シーモン社)と開発しました。

開発の背景
 ピッキングなどによる住宅への侵入被害が増えており、「指紋認証型マンション入館システム」への需要が高まっています。しかし、従来のシステムでは、入居者全員が複数の指×複数パターンの情報を各戸と全てのマンション集合玄関で行う必要があり、登録・管理が煩雑で、膨大な時間を要するため、導入は戸数の少ないマンションだけに限られていました。また、全入居者の指紋情報を一元管理することで、プライバシーの問題や、全情報が盗難される危険性もありました。
 このようなことから、各戸から指紋情報を登録・照合・管理でき、マンション集合玄関とも連動した入館システムの開発が望まれていました。
システム概要と特長
 「指紋認証型マンション入館システム」は、NTTコムウェアが開発した超小型Linuxサーバ「L-Box」の技術を応用し、各戸の玄関ドアに指紋認証装置を組み込んだロック・システムです。入居者の指紋情報は、マンション集合玄関のシステムによる一元管理ではなく、各戸内で指紋照合、指紋登録、分散管理を可能としています。
 マンション集合玄関では、入居者が部屋番号を入力、指紋照合を行なうと、ネットワークを経由して各戸の玄関に登録されたデータと照合され、マンションに入館することができます。指紋情報は、各戸の玄関に設置されている指紋認証装置で登録・管理が行えるため、登録作業の簡素化が図れ、また、指紋情報を一箇所で集中管理しないため、プライバシーの懸念や、全指紋情報の盗難の事態を回避できます。さらに、本システムは住宅戸数に制限がなく、大型マンションへの導入も円滑に行えます。
 これらの運用・登録の特長に加え、シーモン社の指紋認証技術である指紋の偽造を見破る信頼性の高さ、指に水や皮脂が付着していても正常に読みとりが可能という安定性を兼ね備えており認証技術そのものにも高い優位性を持っています。
適用分野、応用例
 遠隔での認証を実現させるオフィスビルをはじめ鍵を必要とするあらゆる箇所。
情報セキュリティEXPOでシステムを展示
 6月29日(水)から7月1(金)日まで、東京ビックサイトで開催される「情報セキュリティEXPO」のシーモン社ブースにおいて「指紋認証型マンション入館システム」を展示します。


※「L-Box」はコムウェアの登録商標です。
 また、その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

ページトップへ