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報道発表

ネットワークで各戸と共用エントランスを連動
超小型Linuxサーバ「L-Box」を利用した「指紋認証型マンション入館システム」を都内で導入開始
―指紋鍵とネットワークが実現するホームセキュリティーサービスを実現―

 NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 郁次、 以下 NTTコムウェア)と、株式会社シーモン(本社:東京都中央区、代表取締役:三好 満国、以下 シーモン)が2005年6月に共同で開発した、「指紋認証型マンション入館システム」を、シーモンが進めるマンション開発事業、「(仮称)学芸大学プロジェクト(東京都目黒区鷹番3丁目19番 総戸数48戸 2007年11月末竣工予定)」で導入されることが決定しました。マンション各戸の玄関ドアに超小型Linuxサーバ「L-Box」(以下、L-Box)を組込み、共用エントランスの開錠など遠隔での指紋照合も可能にします。

導入の背景
     バイオメトリクス技術の発展に伴い、指紋を使って個人を識別する指紋鍵の需要が高まっています。しかし、従来の居住者各戸と共用エントランスが独立した指紋認証システムでは、マンションの共用エントランス数と入居者数に比例して登録・管理が煩雑になることから、戸数の少ない集合住宅に限られていました。
     今回の「指紋認証型マンション入館システム」は、居住者各戸の指紋認証システムにネットワークの認証機能を追加したシステムです。マンション各戸とエントランスの開錠を連動させることで、より高い利便性と安全性を実現し、大規模マンションへの導入を可能にしました。
システム概要と特長
     NTTコムウェアが開発した「L-Box」を活用し、各戸の玄関ドアの指紋認証装置を組込んだロック・システムと共用エントランスシステムをネットワークで連動させるマンション入館システムです。入居者の指紋情報は、マンション共用エントランスシステムによる一元管理ではなく、指紋照合、指紋登録、指紋削除は各戸内で行える分散管理としています。
     マンション共用エントランスでは、入居者が部屋番号を入力、指紋照合を行なうと、ネットワークを経由して各戸の玄関に登録されたデータと照合され、合致するとマンションに入館することができます。指紋情報は、個々の玄関に設置されている指紋認証装置で登録、管理が行えるため、登録作業の簡素化を図ることができます。また、指紋情報を一箇所で集中管理しないため、プライバシーに対する問題や、全指紋情報の盗難を回避できます。さらに、本システムは住宅戸数に制限がなく、大型マンションへの導入も円滑に行えます。
     これらの運用・登録の特長に加え、シーモンの指紋認証技術である、偽造指紋を見破る信頼性の高さ、指に汗や水、皮脂が付着していても正常に読み取りが可能という安定性を兼ね備えており、認証技術そのものにも高い優位性を持っています。
今後の展開
     近年、首都圏では高層マンションを中心に、また地域では大型マンションの建設が増える中で、特に防犯、セキュリティーを重視する購入予定者が多くなっています。また、マンション市場では、運用が容易でマンション管理コストがかからないセキュリティーシステムに移行しつつあり、入館カードの紛失・貸し借りなどによるセキュリティー事故が発生しない指紋認証を採用するマンション開発業者も増えています。NTTコムウェアでは、本製品をマンション開発業者に幅広く展開していく予定です。
お知らせ
     2007年3月6日(火)から3月9日(金)の4日間、東京ビッグサイトで開催される、セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW2007」に、「指紋認証型マンション入館システム」を展示します。(シーモンブース:SS133)
※「L-Box」は、NTTコムウェアの登録商標です。
※記載されている会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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