2011.09.26
長野、北海道データセンターを主要拠点として追加
?全国規模のシステム移転・分散により企業の事業継続を支援?
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 迪雄、以下NTTコムウェア)は、「SmartCloudデータセンター」の主要拠点に長野、北海道を追加し、企業の事業継続の要望にお応えします。
(1)背景・概要
NTTコムウェアはこれまで、関東・関西の4拠点でデータセンターサービスを提供してきました。事業継続対策として大規模災害や計画停電に備えたシステム移転・分散を求める企業に応えるため、新たに長野、北海道を加えた全国6拠点にてデータセンターサービスを提供します。お客様は、立地条件(プレート、電力供給など)を考慮の上、データセンターを選択できるため、リスク分散による確実な事業継続が可能となります。
「SmartCloudデータセンター」の拠点
追加2拠点
長野データセンター | 所在 | 長野県 |
所要時間 | 最寄り駅より徒歩約10分 | |
電力供給 | 中部電力、自家発電装置 | |
北海道データセンター | 所在 | 北海道 |
所要時間 | 最寄り駅より徒歩約5分 | |
電力供給 | 北海道電力、自家発電装置 |
既存4拠点
東京、埼玉、大阪、京都 (既存4拠点の概要)(2)「SmartCloudデータセンター」の特長
「SmartCloudデータセンター」はキャリアグレード(通信キャリア利用レベル)の耐災性、セキュリティー、運用と、グリーンITを追求したデータセンターサービスが特長です。これまで、PUE=1.3(*1)を実現する環境配慮や、ISO/IEC20000の認証を取得した高品質なITサービスマネジメントを提供してきました。東日本大震災発生時には安定稼動を維持、また計画停電にも自家発電装置で対応するなど、ソフト(技術力・運用体制)、ハード(設備)の両面で、企業の事業継続を支援しています。NTTコムウェアでは、今回の東日本大震災や電力不足問題を踏まえて、自社における社内システムの拠点分散化、開発環境の分散化、クラウド環境の分散化を7月中旬までに完了しており、システム移転・分散の経験・ノウハウを展開していきます。
【用語解説】
*1 「PUE=1.3」:
・Power Usage Effectiveness。グリーン・グリッド(The Green Grid)が提唱するデータセンターの電力利用効率を示す指標で、1に近づくほど効率が良い。東京データセンターにてPUE=1.3を実現。
・PUE=(データセンター全体の消費電力量)/(データセンター内のIT機器消費電力量)
※ 「SmartCloud(スマートクラウド)」は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。
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