2017.05.30
病室の既設テレビを利用した「ベッドサイド端末サービス」を
6月1日より販売開始
〜「既設テレビに光BOX+を接続するだけでベッドサイド端末に」〜
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下NTTコムウェア)は病院にある既設のテレビをベッドサイド端末*として利用できるサービスを、ベッドサイド端末サービス提供事業会社(以下パートナー会社)様を通じて6月1日(木)より販売開始します。使い慣れたテレビを利用することで、高齢の患者も簡単に利用することができます。
【背景】
ベッドサイド端末は、入院患者の満足度向上や病院スタッフの業務負担軽減を目的として登場しましたが、パソコンやタブレットなどは高齢の方々には操作しにくいという問題や、導入時の病院ごとに掛かるカスタマイズの手間、高額な導入コスト等が導入の妨げになっていました。
NTTコムウェアでは、西日本電信電話株式会社が提供する光BOX+と病院の既設テレビを利用し、安価な「ベッドサイド端末サービス」を提供します。
商品名「ベッドサイド端末サービス」
【本サービスの特長】
- 使いやすさ ・使い慣れたテレビとリモコンを利用することで、画面も大きく、直感的に使いやすい。
- 高いコストパフォーマンス ・既設のテレビを利用するため、別途画面(モニタ等)を用意する必要がありません。
- 拡張性 ・アプリケーションの形式で自由に機能を拡張できるため、病院ごとの機能も用意しやすい。
- 病院情報提供 ・入院患者やその家族のために、病院の施設案内、病院からのお知らせ、検査の説明等を行います。検査説明等を動画で実施することで、病院スタッフの負担を軽減することができます。
- アンケート ・病院スタッフは簡単な操作でアンケートを作成でき、入院患者のアンケート結果を集計できます。そのため、いつでも入院患者の声を集めることができます。
- アプリケーションの利用 ・光BOX+が提供するインターネット、動画視聴、ゲーム等の各種アプリケーションが利用できます。
・既設テレビに光BOX+を接続するだけで利用可能なため、個室のみの導入、透析室や化学療法室のみの導入など、小規模から利用可能。
・光BOX+が提供するアプリケーションを利用できるため、動画やゲーム等の多様なアプリケーションを利用することが可能。
・クラウド版の場合、1床からの利用が可能。
・光BOX+の豊富なインタフェースを利用できるため、バイタル測定機器、各種センサー、カメラなどのハードウェアと連携しやすい。
<利用イメージ>
【本サービスの主な機能】
【サービス提供モデル】
本サービスの販売モデルは、病院等への「ベッドサイド端末サービス」を提供するパートナー会社様と連携するB2B2Xモデルでの提供になります。
NTTコムウェアからは、パートナー会社様に対して光BOX+一台単位のベッドサイド端末サービスソフトウェアの利用権を月額利用モデルで提供します。
【販売価格】
標準卸売価格:月額600円/台(税別)
*提供数、提供形態など用途に合わせて、別途見積します。
【今後の展開】
今後の機能追加としては、センサー連携による徘徊検知、バイタル機器連携によるデータ自動転送、テレビ電話などを予定しており、看護業務効率化や地域包括医療に貢献します。
販売目標は、病院をはじめ、介護施設、サービス付き高齢者住宅などを対象に、2020年までに4万床の提供を目指します。
・光BOX+によるインターネット利用には、「フレッツ光」等のブロードバンド回線及び対応するプロバイダーとの契約・料金、ルーター等が別途必要です。また、光BOX+の利用には、HDMI 端子付のテレビが必要です。詳しくは、NTT西日本のHP(http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/hb-2000/)をご確認ください。
・一般に販売している光BOX+は、「ベッドサイド端末サービス」に対応していません。事業者向け光BOX+を用意してください。
・光BOX+本体の価格は、標準卸売価格に含まれていません。
・利用者に提供する病院情報は別途ご用意ください。
・オンプレミスでの利用の場合、別途サーバの構築費用が発生します。
・最低利用期間は3年間です。
・記載の料金には消費税等相当額は含まれていません。
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