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報道発表

2006.01.25

超小型Linuxサーバ「L-Box」の性能を向上し販売を開始
?性能向上により組込システムのビジネスを拡大?

 NTTコムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今井 郁次、以下NTTコムウェア)が提供する、 超小型Linuxサーバ「L-Box」の性能を向上し、2月1日から販売を開始します。組込システムとしてビジネスを 提案し、更なる展開を目指します。


背景
    「L-Box」は2003年7月の販売開始以来、超小型のLinuxサーバという汎用性の高さから多方面で利用され、 利用用途も拡大しております。ユーザニーズが高まる中新たなニーズに応えるには現在販売中の標準性能では 困難になりつつあります。NTTコムウェアでは、今後のユーザニーズに対応するため、ハードウェアを中心に 性能の向上を図りました。
「L-Box」の概要
    「L-Box」はLinuxベースのマイクロ・サーバです。大きさ119mm×68mm×98mm、重さ267gと小型・軽量ながら Ethernet、RS-232C、PCMCIAカード、CompactFlash (以下CF)カードなど有線・無線でのネットワーク接続を 実現する多くのインターフェース端子を備えています。OSにはオープンソースのLinuxを採用。利用者自身で 周辺環境にあわせたOSの拡張やアプリケーションソフト開発が可能です。単体でもファイアウォールを備えた ブロードバンドルータやプログラム制御可能な各種ネットワーク装置として利用可能です。また低消費電力 設計で発熱量を抑え、安心して常時利用できます。
性能向上の内容
    《ハードウェアの性能向上》
    • CPUクロック:200MHzから240MHz へ、パフォーマンスを向上
    • メモリ:32MBから64MB へ、動作可能なアプリケーションサイズを拡大
    • 内蔵ストレージ(CF):32MBから128MB へ、ユーザが使用可能な空き容量を約8倍に拡大
    • 内蔵時計(RTC:RealTimeClock)バックアップ:電源断で時刻データが初期化されていたものを、 電源供給が断たれた後も時刻データを48時間以上保持するよう改善
    • ACアダプタ:アダプタながら45 mm×33 mm×24 mm程度と更なる省スペース化を実現

    《ソフトウェアの性能向上》
    • カーネル:2.4.18から2.4.28へ、セキュリティを向上
    • CFカードスロットの汎用化:無線LANカード専用であったスロットを、モデムカードやCF(ストレージ) でも利用可能に改善

    《周辺環境の拡張》
    • 開発環境面の拡張:C言語やShell scriptを用いた開発に加え、CFを増設しC++やPerl、市販のアプリケー ションを利用してJavaVM(J2ME)やDBMSを用いた開発環境を提供
    • サポートホームページの充実:商品情報や利用モデルの情報に加え、ユーザ向けに開発環境、サン プルプログラムのオンライン提供や動作確認した周辺機器の情報を提供
今後のビジネス展開
    性能を向上し周辺環境を拡張した「L-Box」を、様々な組込システムのプラットフォームとして提供し、RFID、 ユビキタス技術など複数の要素を組み合わせた技術(クロステクノロジー)を取り入れ広範に渡るシステム開発 を提供します。また、「L-Box」をプラットフォームに用いた短期間かつ低コストの組込システムを提供すると 共に、「L-Box」のオーダメイド開発によりユーザニーズに幅広く対応します。
販売目標と価格

  • 販売目標:発売後3年間に50,000台の販売を目指します。
  • 販売価格:オープン価格とし、NTTコムウェア及び販売代理店を通して販売致します。


※「L-Box」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。


このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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