TVも一家に一台から各部屋一台というように家族が銘々に持つのが当たり前の時代です。携帯も家族それぞれに一台ずつ持つ時代に入ってきたようです。携帯というと若者は友達とのメールのやりとり、喋り場など、サラリーマンにとっては会社や取引先との欠かすことが出来ない連絡手段として多く使われてきたようです。しかし、今回の投句の中には携帯を家族全員が持つ時代になり、家族との絆を結ぶとっても重要な心を通わせるツールとして表現されているものが多く見受けられました。今回は高校生の投句もあり携帯をめぐっての楽しい家族模様が伝わってきました。
世代を問わず気の合う仲間達とのおしゃべり、旅行、パーティー…は楽しいものです。そして、家族と遠く離れてお仕事をなさる方々、ましてや可愛い盛りのお子さんを持つ方にとって送られてくる写真はどんなに励みになり癒しになり温かく伝わってくることでしょう。
「子のメール　素っ気はないが　ホッとする」 　　　立川談幸