


時代と共に買い物の仕方、支払方法などが変わってきています。過去に夢描いていたことが現実のことになってきていますね。買い物もその一つです。そして、その現実離れしたと思われていた夢が、今や日常で何の不思議もなく、当たり前のこととなって、生活に入ってきています。
ネットを通して自分の欲する物は本当に探しやすくなりました。不用品の処分も、即捨てるのではなく、オークションという一呼吸をつかせることで広い意味でエコという効能が生まれます。オークションに出すことにより需要がわかり、客観的な値打ちも見えてきます。納得、驚き、がっかり…と、それはいろいろでしょう。値の付き方で、隠れた需要のマーケットを知る面白さもありますね。出せるものなら自分、女房、亭主、上司、部下などなど、オークションでそれぞれの価値を知ってみたいというのも人情ですね。
皆さんの生活に、オークションはかなり身近なものとして入ってきているようです。それを反映して、今回のテーマには多数の作品を頂戴いたしました。選者を悩ますほど、どんどん秀作が増えてきているのも、このIT川柳の歴史があってのことと、嬉しく思っています。
「駄目もとは値がつくまではゴミだった」 立川談幸

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編集部より |