
IT川柳
お題は「アイコン」
六月の特選
- アイコンを並べ気分は司令官(アガリータ)
六月の名作・迷作選
- アイコンで始まるひとつの物語(noAh)
- 目印にしてたのどれか忘れてる(うtp)
- アイコンは目的示す道標(YASSU-)
- A型はアイコンきっちり並べたい(YUNA)
- 起動するアイコンたちがお出迎え(セーヌ)
- 続々と増えるアイコン減る容量(みk)
- デスク上アイコンだって断捨離だ(みゆう)
- アイコンも出会いも増えてゆく季節(汐海 岬)
- アイコンも席替えをする新年度(森の児)
- オイだけじゃ妻のアイコン起動せず(中村満丸)




今回はかなり多くの作品を頂戴いたしました。作り易いテーマだったのでしょうか。アイコンの数の増加は、ユーザーのキャリアの証しになるかもしれませんね。しかし、勝手に飛び込んでくるものもあるし、徐々に徐々に、アイコンが画面を埋め尽くしていくという煩わしさも気になる…。みなさん、そんな状況にあるようです。
アイコンは便利なものです。便利なるがゆえに増えていく。使わなくなったものも残しておく、消しきれないという困惑。便利さのプラス面と、邪魔あるいは整理できずにいるという、ややマイナス面を捉えている作品とが、半々くらい見受けられました。増やすのも楽しみ、それを整理するのも楽しみ、何でも楽しみながら、というのがITとうまく付き合う秘訣でしょう。
特選句はそんな整理、並べ替えを、優越感に転化させて楽しんでいる姿が目に浮かんできます。
「アイコンの居候もいて肩を寄せ」 立川談幸

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編集部より |