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「ないのなら作ってしまえばいい!」

「NTTコムウェアは、そのシングルサインオンを「オープンソースソフトウェア(以下OSS)」で実現しようと考えました。Linuxセンターの立ち上げ(1999年)、オープンソースソフトウェア推進部設立(2004年)と早期からOSSの可能性に着目し、成果を挙げてきたNTTコムウェア。2004年春、情報セキュリティへのニーズの高まりを見越して、いち早くシングルサインオン認証基盤の開発に着手したのです。
「シングルサインオン認証基盤については、従来、3~4社のパッケージ商品が市場をほぼ独占してきました。しかしこれらは高機能である反面、コストが高いという問題がありました」と語るのは、NTTコムウェア オープンソースソフトウェア推進部担当課長の小野寺尚文(OSS基盤担当)。「一方、OSSの分野では、セキュリティ機能を提供するいわば『パーツ』はあっても、一度にシングルサインオン機能を提供できるソリューションは存在しませんでした。ならば、NTTコムウェアが蓄積してきたOSSのノウハウを生かして、それを作ってしまえばいいではないか、ということになったのです。OSSの活用によって価格を抑えることができれば、むしろ参入しやすい市場だと考えました」

成功のカギを握るのは「人」

2004年春に始まった開発プロジェクトは、約1年かけてフィージビリティ・スタディ、プロトタイプ開発などを行い、2005年4月から本格的な開発が進められています。2005年9月末に完成予定の、この新しい認証基盤システム構築サービスは、「COM-CA Open Edition」と命名されました。OSSを利用した開発に際して成功のカギを握るのは「人」である、と小野寺は話します。
「OSSを使ったサービスといっても、公開されている無料のパーツを組み合わせればハイできあがり、という簡単なものではありません。パーツとなるOSSにはそれぞれに『ライセンス』と呼ばれる利用条件があり、また部分的には他人(他社)の知的財産を含む場合もある。しかも、動作保証・品質保証はだれもしてくれませんから、サービス提供者となる私たちがその責任を持たなければならない。それだけに、開発に当たっては、パーツであるOSSを知り尽くしたうえで、慎重に念入りに作業を進める必要があります。そしてそれを実行するためには、優秀な人材が手間暇をかける以外に方法はないのです」「COM-CA Open Edition」のファーストユーザとなるのはNTTコムウェア・グループ自身。10月以降、勤務管理・電子決裁・経理・購買などの社内システムの認証基盤を「COM-CA Open Edition」に順次切り替えていくことになっています。

システム構成

システム構成

「オープンソースソフトウェアといえばNTTコムウェア」と言われたい

従来の市販パッケージ商品は多くの機能が実装されており、比較的簡単な「カスタマイズ」によって短期間で導入できます。一方、「COM-CA Open Edition」はコアモジュール(基本機能)だけが用意されており、お客様ごとに1つのシステムを「開発」します。そのため、導入までに時間はかかりますが、ニーズに合ったシステムをコストを抑えて提供できるのです。
この、お客様ごとに開発するという提供形態は、「COM-CA Open Edition」の進化の推進力でもあります。開発や検証を繰り返す過程で、「COM-CA Open Edition」をより付加価値の高いサービスとすることができます。それは同時に、OSSに関するノウハウを蓄積し、人材を育てることでもあるのです。「ノウハウと人材。この2つを武器に、シングルサインオン市場に風穴をあけたい。また、開発したコアモジュールの公開(OSS化)によるオープンソースソフトウェア・コミュニティへの貢献も検討しています。そして、ゆくゆくは『オープンソースソフトウェアといえばNTTコムウェア』と言われるようになるのが目標です」と小野寺は夢を語ります。
Linuxの普及とともに今後も拡大が見込まれるOSS市場。NTTグループでも、将来のコミュニケーションインフラにおけるOSSの役割に注目しています。そんな中、NTTコムウェアはこれからもOSSのトップランナーでありつづけたい。「COM-CA Open Edition」はその実現に向けての大きな一歩なのです。

2005/8/8

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