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従来の方式を超える画期的な「周波数解析法」を採用

NTTコムウェアの指紋認証ソリューション「e-UBF」が、従来の指紋認証方式と異なる点を教えてください。

松谷 光男 NTTコムウェア株式会社 ビジネスインテグレーション部 パートナー営業部長

松谷 「e-UBF」の最大の特長は、「周波数解析法」(※1)を用いていることです。この方式では、指紋の紋様をスライスした断面を波形と見なし、その波形情報を百数十ライン取ります。そのデータ全体の特徴を比較照合して認証を行うわけです。この波形情報の解析という方法は、NTTが持っていた音声認識技術を応用したものです。

周波数解析法を用いるメリットの一つは、「登録拒否率が0%」ということです。つまり、どんな人でも登録できる。当然のことと思われるかもしれませんが、実は従来の方式では少数ながら登録拒否が発生します。それに対して「e-UBF」は、数万人のユーザが拒否されることなく登録されているという実績があります。

また、プライバシー保護やなりすまし防止の点でも優れています。まず、波形情報から元の指紋の紋様を復元することは不可能。さらに、シリコンなどで偽造した指紋では、感熱センサーを採用しているため、指紋を再現しただけでは、認証されません。熱伝導率の違いにより、形状が同じだけでは、本物の指と同じ画像が取れないのです。
このように、従来の方式にない画期的メリットを持つ周波数解析法を、指紋認証に活用しているのは、「e-UBF」(※2)だけ。しかも同クラスのサービスの中でもコストパフォーマンスに非常に優れています。

周波数解析法

従来の指紋認証方式とはかなり違うものと考えていいわけですね。ほかにはどのような特長があるのでしょうか。

松谷 残留指紋のない「スイープ型センサ」を用いているのも特長です。センサ上で指を軽く滑らせるだけなので、“指紋押捺”のイメージからくるユーザの心理的負担を軽減できるほか、定期的クリーニングが不要という実用的メリットもあります。
冬になると指が荒れる、といった人がよくいますが、そうした指紋の経時変化にも自動的に対応します。ユーザが意識することなく、最新の指紋データに更新されるのです。以上、「指紋」に関連した特長をお話ししましたが、ほかにシステム面での特長もあります。

まずは、大規模ユーザにも対応できる管理機能です。具体的にいえば、ログオンなどの履歴を自動取得、ログオン認証方法(指紋/パスワード)等の一括管理、ディレクトリサービスとの連携などです。
もう一つの特長は、他のアプリケーションに指紋認証機能を加えるのが容易だということです。導入先が新たに作成するアプリケーションに指紋認証機能を組み込むためのプログラミングインターフェース(API)に加えて、既存アプリケーションのID/パスワードによるログインを指紋認証に置き換える「IDマネージャ」というツールも用意されています。

すでに大規模ユーザでの導入実績もかなりあるとのことですが。

松谷 数千人~数万人規模の導入実績も多数あります。しかし何よりの強みは、私たちNTTコムウェア自身が早期に導入し、実際に運用しているということです。
組織の情報セキュリティは、認証システムさえ導入すれば万全になるわけではありません。ユーザとなる社員たちの意識づけを行うとともに、法制度などに合わせていく必要もあります。そうした周辺のことを含めて、自社で運用ノウハウを蓄積し、システムの改良にも反映してきた。それが、お客さまへのコンサルの際にも役立っていますし、また「e-UBF」というサービスへの信頼感の裏付けにもなっていると思います。

「e-UBF」のシステムは、企業や自治体における各種認証にとどまらず、きわめて幅広い範囲に応用できる可能性を秘めています。例えば、ネットバンキングなどインターネットを利用するサービスの個人認証を指紋で実現するシステムや、ICカードと組み合わせて高セキュリティの生体認証を実現するシステム。これらについては現在、特許申請中です。
さらに、NTTコムウェアの「COM-CA Open Edition」と連携して指紋認証によるシングルサインオン環境を構築するサービスなど、よりセキュアで利便性の高い認証システムを目指して、さまざまな研究・開発を行っています。

個々のユーザにとっては使いやすく、システム管理者への負担は少なく、しかも信頼性は高く…時代の求める生体認証を低コストで提供する「e-UBF」。すでに多くの実績を重ねてきたこのソリューションは、さらなる進化を続けながら、最先端の強固なセキュリティ環境を実現している。

  • ※1: 周波数解析法は名古屋工業大学大学院梅崎太造教授が考案し、株式会社ディー・ディー・エスと共に共同開発した
    独自アルゴリズムです。
  • ※2: UBFは株式会社ディー・ディー・エスの登録商標です。

2006/6/15

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