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計画から実施、記録まで一貫した勤怠管理を実現

運輸勤怠システムの適用範囲

followの特長としては、勤務実態を視える化する“タイムマネジメント”、業務量と作業量を視える化する“パフォーマンスマネジメント”、そして、バックオフィスの業務をスリム化する“プロセスマネジメント”が挙げられる。企業の勤怠に関わる業務データをWebで一元管理できるだけでなく、データの活用や分析のためのツールも豊富に用意されている。また、勤務管理ソリューションとしての基本的な性能を備えるほか、基幹システムとの多彩な連携、カスタマイズによる機能追加も可能である。

近鉄の運輸勤怠システムの開発においても優れたカスタマイズ性を発揮しており、これまでコンピュータで処理していた勤務データの入力システムを、画面デザインなどを含めて忠実に再現した。また、運行ダイヤに基づいて作成される列車区ごとの仕業に応じた勤務計画を作成する機能も、カスタマイズによって追加した。勤務内容を記録するだけの勤怠管理ではなく、勤務計画そのものを作成するシステムとすることで、計画から実施、記録までの一貫した勤怠管理を実現している。
「システムの柔軟性のみならず、NTTコムウェアのサポート体制も、我々は評価しています。システムの本稼動にあたっては、我々と一緒になって現場の担当者の教育に協力してもらえたので、とても助かりました。おかげで、大きな混乱もなく旧システムからの移行を進めることができました」と山下氏はNTTコムウェアの対応を評価する。

業務省力化と人的ミス低減で安全・安心な輸送を提供

こうしてfollowによって2009年9月から稼動を開始した近鉄の運輸勤怠システムは、勤務実績を集計するだけでなく、運行ダイヤに対応した乗務員の配置調整を行えるシステムとして活用されている。従来はベテランの担当者でなければ作成・対応できなかった人員配置計画が、システム化されたことにより、新しい担当者が赴任してきても短期間のトレーニングで作成できるようになり、プロセスの標準化、人的ミスの低減を実現した。また、勤務計画から実績までを一貫して管理できるようになったため、乗務員の勤務形態をリアルタイムで把握し、分析できるようになった。

運輸勤怠システムによる配置調整

要配置調整画面 日付毎の欠員数が一目で確認できる。担当者は、欠員数が「0」になるように、配置調整を行う。 拡大画像 配置調整画面 代替候補者一覧の中から簡単に欠員の補充ができる。代替候補者一覧には、当日の出勤者の中から、乗務可能な予備要員や公休予定者等、代替可能な要員が自動的に表示される。 拡大画像

その効果について和田氏は、「人員配置に関わるダイヤ改正への対応や勤務計画実施に伴い発生する様々な作業が自動化されたことにより、効率化と省力化を実現できました。システムを活用して、全体を見渡しながら分析できるので、人事部としては非常に効率的な勤怠管理を推進していけると考えています」と語る。
本稼動から1 ヵ月が経過した頃には、入力工数などの作業量が軽減したことにより、現場からプロジェクトチームに対して感謝の言葉が寄せられたという。

「今回導入した運輸勤怠は、労働時間管理の実効性向上のみならず、お客様の安全を第一とする安定した輸送サービスを提供するために駅、列車区で必要となる人員の適正な配置を効率的かつ確実に行うためのシステムとして、先行している技術勤怠とともに鉄道現業において重要な役割を果たしていくことになります。今後は出向社員の管理やグループ会社への展開を図るとともに、経営資源としての人の最適配分の実現に寄与できるシステムとして活用していきたいと思います」と山根氏は期待を述べた。

菊地 淳 NTTコムウェア エンタープライズ・ソリューション事業本部 HCMソリューション部 followPJ 課長代理

菊地 淳
NTTコムウェア
エンタープライズ・ソリューション事業本部
HCMソリューション部
followPJ 課長代理

「お客様とともに作り上げる」勤怠管理システム

2006年の本社部門・技術部門でのfollow導入時は、通常の勤務形態に対応できればよかったのですが、それに対して、運輸の現場で働く運転士・車掌・駅係員といった方々は、各人が1分単位で異なるスケジュールに従って勤務しています。また、なんらかの理由で欠員が生じた場合には、確実に欠員の補充を行わなければなりません。そうした複雑な勤務形態に対応する「運輸勤怠システム」を構築するには、まず何より私たち開発メンバー自身が運輸業務について深く知らなければなりませんでした。

そこで、具体的な要件の検討に入る前に勤務計画作成や人員配置にかかわる業務内容を徹底的に勉強させていただきました。その上で、従来は属人的ノウハウに頼っていた部分のどこがシステム化できるかを綿密に検討し、ご提案させていただいたのです。

実際の開発段階においては、「現場で使いやすいシステム」を目指し、近畿日本鉄道、近鉄情報システムの方々とNTTコムウェアがひとつのプロジェクトチームを結成。勤務計画作成や人員配置業務を最もよく知る現場の担当者にも加わっていただき、「一緒にいいものを作っていこう」という思いを胸に開発を進めました。

三木 明 NTTコムウェア エンタープライズ・ソリューション事業本部 HCMソリューション部 followPJ

三木 明
NTTコムウェア
エンタープライズ・ソリューション事業本部
HCMソリューション部
followPJ

一般的な勤怠管理パッケージでは、「仕事のやり方をシステムのほうに合わせなければならない」といった事態になることもあります。その点、followはカスタマイズによる柔軟性が高く、お客様が考える勤怠管理業務を具現化できることが強みです。今回はプロジェクトの皆さんが、「本当に使いやすいシステムを作ろう」という強い意志を持って取り組まれ、私たちも何とかその思いに応えるべく努力しました。開発途中では、機能の開発内容についてプロジェクトメンバーでも判断に迷う場面もありましたが、業務主管である人事部において、費用対効果などの面から迅速な意思決定がなされたことが、プロジェクトの成功に大きくつながったと考えています。

今後も、出向社員の管理やグループ会社への展開など、さらなる機能追加・拡充をお客様とともに進めていきたいと思っています。また、鉄道という複雑な勤務形態に対応するシステム構築で培ったノウハウをもとに、他のさまざまな業種・業態のお客様にもfollowをお使いいただきたいと考えています。

2009/12/21

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