10月2・3日の両日、コムウェアの環境ボランティアチーム(環境サポーターズ)の研修を実施しました。
このイベントは、NTTコムウェアの環境ボランティアグループ(環境サポーターズ)が環境保全活動を実践するに当たり、基礎知識の習得と実践へ一歩を踏み出すための具体的な取組を、体験を通して学習することを目的に、環境サポーターズと事務局で総勢20名の参加の元、開催しました。
環境リーダー研修は昨年より実施しており、第一日目は清里のキープ協会自然歩道において「やまね」の生態系の保全のために設置されたアニマルパスウェイ(*1)を見学。また、昨年実施した「やまねの道」作りの一年後の様子を見てきました。自分達が作った保全活動がどのようになっているのかが分かり感慨深いものとなりました。
第二日目は、昨年の取組の延長線として、「やまねの道」作りに加えて「やまねの巣箱」を設置し、「やまね」がどれだけ活動の広がりをみせているかを調べるための環境を整備しました。
この研修の中では、「やまね」の保護活動を従来から実施されているキープ協会様より、生物多様性に関して、どのように考えて取組めばよいかのアドバイスを頂き、メンバー各位は、まさに一歩を踏み出そうという気分になりました。
全体を通して、とてもフレンドリーで、かつ環境関連の知識を体験を通して学ぶことができた充実した二日間となりました。

研修の様子、室内での講義とフィールドでの学習の模様

アニマルパスウェイの概観と動物が横断している様子(左)/
「やまねの道」と「やまね巣箱」の概観(右)

参加者集合写真
(*1)アニマルパスウェイ:
森林を横断するように道路を作ると、道路設置前の森が2つに分断され、動物が行き来できなくなり、結果として生態系が脅かされることになります。このため、道路を跨ぐ動物の通り道を作り、生態系の影響を少なくする取組がアニマルパスウェイの取組です。