エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社は、2025年7月1日に「NTTドコモソリューションズ株式会社」へ社名を変更いたしました。
2025年6月の就任以来、ステークホルダーの皆さまから寄せられるさまざまな期待の声に、身が引き締まる思いで日々努めております。このたび、2025年度サステナビリティレポートをお届けできることを大変嬉しく思います。
「3つの力」で「1+4分野」に注力し新たな価値提供に挑む
2025年7月に私たちはNTTドコモソリューションズ株式会社へと社名を改め、 NTTグループおよびドコモグループとしての一体感を高めシナジーを発揮すべく、経営戦略および事業体制の刷新を続けています。新たな社名には「創業以来培ってきた私たちの強みである技術力を最大限活用し、社会やお客さまが抱える課題に対して最適な解決策を提供し続ける」という強い想いを込めています。
AIの進化やDXの浸透などを背景に、NTTグループ、ドコモグループの成長をITの力で牽引することが期待される中、創業以来NTTグループの大規模システム開発・運用で培ってきた「QCD(品質・コスト・納期)」を基盤に、「AI」「CX(顧客体験)デザイン」「DX」「IOWN」の4分野へ特に注力しています。また、成長を実現していくためには、「顧客起点力」「技術力」「人間力」の3つの力の向上が重要だと考えています。これら「1+4分野」と「3つの力」で全社一丸となって新たな価値提供に挑み、事業成長とともにあらゆる人・もの・コトが自由に「つながる」人と社会にやさしい未来を描き、カタチにしていきます。
事業活動と一体となったサステナビリティ経営を実践する
私たちを取り巻く事業環境は日々変化し、社会課題が多様化する中、事業成長は、持続可能な社会の実現に寄与するものでなければなりません。環境面では日本のカーボンニュートラル推進、社会面では先進的なインフラの実現、人材面ではWell-beingの浸透など、日本政府の環境・社会政策と足並みをそろえ、私たちが価値を提供できる場面が数多く存在します。また、自社が環境・社会に及ぼす影響を適切に管理するため、環境負荷の計画的な低減やサプライチェーン全体の人権尊重といった活動の重要性も日々増しています。
こうした背景と私たちの事業特性も踏まえ、事業活動と一体となったサステナビリティ経営を推進しています。2025年度も私たちらしい社会に寄り添ったサステナビリティ活動を着実に実践します。
これからも、NTTグループ、ドコモグループの総合ICT事業をソフトウェア技術で牽引するソリューションビジネスパートナーとして挑戦を続け、より良い未来、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
NTTドコモソリューションズ株式会社
代表取締役社長
社長執行役員