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ICTでの社会貢献

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TOP サステナビリティ ICTでの社会貢献

日常のすべてが、社会の誰もが、ICTでつながる社会へ

社会の期待

世界の人びとが、将来にわたり先進的で快適な生活を送ることができる社会を実現するため、ICTを積極活用したイノベーション を推進し、誰もが享受できるサステナブルな社会インフラを実現することはグローバルな課題です。特に企業には、そのようなイノベーションのサイクルに積極的に貢献することが期待されています。

ICTの新たな価値に挑戦し続ける

NTTドコモソリューションズグループは、ICTが日常生活で担う役割の高まりを受け、社会の安定した発展に貢献するソリューションの開発や提供を重要なミッションと位置づけ、高い技術力と現場におけるノウハウの蓄積を続けてきました。ドコモグループとしてのビジネスの展開を通じて、さらなるイノベーションの可能性が生まれています。
NTTドコモソリューションズでは積極的にAIを活用しつつ、ソフトウェアの技術力でグループを連携したサービス開発を加速し、社会に新たな価値を提案していきます。

AIとデータ分析を活用し、道路の健全性維持とコスト削減を両立する
「Digital Twin Road Management構想」

インパクト 社会課題への挑戦 道路管理のDX

主に貢献する
SDGs

日本の道路インフラの多くは高度経済成長期に整備され、老朽化への対応が社会課題となっています。限られた財源や技術者でインフラを維持・管理していくためには、正確な現状把握とデータに基づく最適な計画策定による予防保全の実施が不可欠ですが、多くの地方自治体では対応が難しい状況です。

これらの課題に対応するため、 2024年4月、NTTドコモソリューションズとインフロニア・ホールディングス、NTTドコモ、NTTドコモビジネスの 4社で道路の維持管理をDXで変革する「Digital Twin Road Management構想」を策定し、劣化予測に基づく長期的な修繕計画の策定およびコスト・健全性のシミュレーションを行い 、最適なコスト・状態で道路を維持できるよう自治体を支援するサービスの提供をスタートさせました。

本構想では、「運用コストの改善」「更新費用の最適化」「地方創生」の 3つの領域を設定し、Smart Data Fusion®で道路状態・交通量・コストなど多様なデータの収集・統合・分析を可能にすることで、道路維持管理業務の効率化・高度化や、劣化予測に基づくシミュレーションによる予防保全への転換、住民・利用者の満足度向上などに取り組んでいます。

道路の維持管理DX化を通して持続可能な道路利用の実現を推進していきます。

  • 「Smart Data Fusion」は、NTTドコモソリューションズ株式会社の登録商標です。
Digital Twin Road Management構想の概要
Digital Twin Road Management構想の概要

IOWN®普及に向けた、テストベッドの取り組み

インフラの革新 IOWNの推進

主に貢献する
SDGs

リモートメンテナンス ユースケースの概要
GreenUs

社会のデジタル化は、ネットワーク消費電力の増加を引き起こしています。NTTグループが推進する「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」の「APN(All-Photonics Network)」は、「光電融合技術」により、大容量・低遅延に加え電力効率100倍の実現をめざしています。これを広く認知・利用していただくため、NTTドコモソリューションズは2021年度から「IOWNテストベッド」に取り組んでいます。具体的には、品川と五反田間にダークファイバーを用いた独自のAPN環境を構築し、将来の保守運用の検証やAPNの高速・低遅延を活かしたユースケース(適用可能なシステムの検証)の開発および展示を行っています。

注力しているユースケースのひとつである「データセンターのリモートメンテナンス」では、「デジタルツインコンピューティング®」と「汎用ロボット」を活用し、リアルタイムオペレーションと省人化を実現する次世代の遠隔保守として注目されています。

その他にも「リモートメンテナンス」を、「ビル運用DX」「倉庫管理DX」に応用した実証実験を進めており、社会課題の解決に向けて実用化を進めています。また、遠隔のコンピューティングリソースの連携によるデータセンター効率運用など、高速・大容量によって実現するユースケースにも取り組んでいます。

  • 「IOWN」、「デジタルツインコンピューティング」は、NTT株式会社の商標または登録商標です。

「もりおかめくり®」に採用され、観光促進にも貢献する「LIKEUP UXエンジン®」

インパクト 地方創生への貢献 LIKEUP UXエンジンの継続進化

主に貢献する
SDGs

盛岡観光ナビ「もりおかめくり」は、 JR東日本主催の「WaaS共創コンソーシアム」の実証実験の一環としてリリースされた、盛岡・岩手での観光を楽しんでいただくためのサービスです。旅行記やグルメなどの観光情報、旅行プランの作成機能、マップ機能などを提供しており、スマートフォンアプリで提供される同サービスには、「LIKEUP UXエンジン」が採用されています。

2020年6月にサービスを開始した「LIKEUP®」は、独自開発のUXエンジンを用い、行動経済学(ナッジ理論)の考えも適用しながら、パーソナライズされた観光情報等を提供することで、個人に最適な観光体験を実現します。「もりおかめくり」では、@地域の認知向上、A地域への来訪機会創出、B地域での回遊率向上、C地域のファン化という明確な目的のもと、「AIレコメンドで好みに合う盛岡・岩手の観光スポットが簡単に見つかる旅行・観光アプリ」の実現に貢献しました。

2024年7月のアプリ版リリースで、盛岡・岩手観光に興味を持ったユーザーの21.4%を盛岡・岩手に送客するという成果をあげました。引き続き、地方創生・地域のファンづくりを促進する同様の取り組みを他の観光地へも展開していきます。

  • 行動経済学で用いられる理論のひとつで、大きなインセンティブや強制によって行動変容を起こすのではなく、行動科学に基づいた「きっかけ」を与えることで行動変容を促す手法。 2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授が提唱した。
  • 「もりおかめくり」「LIKEUP」「UXエンジン」は、NTTドコモソリューションズ株式会社の登録商標です。
もりおかめくりの特長
AIレコメンドで とっておきの盛岡旅へ 盛岡観光ナビ もりおかめくり

@ユーザーの価値観を捉えたレコメンド
「もりおかめくり」でスポットを探せば探すほど、 LIKEUP UXエンジンがユーザーの価値観を把握し、好みに合ったスポットをおすすめします。また、旅行中には、時間や現在地、天候などシーン・状況も加味しながらレコメンド。アプリ内でのコンテンツの表示順位やプッシュ通知で、ユーザーに合った情報を届けます。

A素敵なスポットを発見できる旅行記
実際に旅行した方々による独自の旅行記を掲載しています。旅行イメージを膨らませ、自分好みの観光スポットや新たな体験に出会えるコンテンツです。

B旅の充実をサポートする便利機能
旅行のスケジュールを作成・管理する機能があります。また、観光スポットをお気に入り登録し、後から見返すことが可能です。

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LIKEUP